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鎌倉建長寺で早池峰岳神楽〜7「屋島」にクラクラ

2018年
12月19日(水)
ぐっと寒さが増してきました。
北鎌倉の建長寺は、「けんちん汁」発祥の地なそうで。
テレビのニュースで紹介していましたね。
さて、10月20日の早池峰岳神楽の公演は後半。
「屋島」。二人の若者が登場です。
二人若者は最初から面を外しています。
扇を持って舞っていましたが、鞘から刀を抜き取ると、向かい合い、お互いの刀を持って(つまり輪のようになって)グルグルと舞います。それが、どんどんスピードが早まり、刀の輪をくぐったりと、舞がどんどん複雑になります。もう舞というよりアクロバットを見ているような、ハラハラした気持ちで、見ている方は息を止めていました。当然舞っているお二人の緊張といったら、いかばかりか。小さい頃から真剣を使う「荒舞」は何度も見てきたつもりでしたが、こんなに激しく、見て恐ろしい(その超絶技巧ぶりに)舞は初めてです。
 この演目を選んだ主催者に感謝したいです。

Img_1602

     動きが速すぎて、スケッチしたのは、これだけ。
 
 さて、「屋島」という名前。ある展覧会で邂逅しました。
松濤美術館で開催された「林原美術館所蔵 大名家の能装束と能面」展にて。早池峰神楽と能の面の違いと関連が気になって、行ってきたのですが、男性の能装束の解説に「屋島」の文字が。
あ!と思いました。義経が出てくる有名な話だったのです。
あらためて「神楽鑑賞ガイド」を読んだら、ありました。
「屋島(やしま)」
 この舞は、客僧が屋島に宿を取り、宿の翁から源平の屋島・壇ノ浦の合戦の様子を聞き、それが夢枕に現れるという筋書きです。平家の悪七兵衛景清(あくしちひょうえかげきよ)が、源氏の武者相手に大暴れをします。それを見た義経が駆け寄ろうとしたところへ、弓の名手である平家の大将平教経(たいらののりつね)が矢を放ちます。これにより義経の従臣佐藤継信(つぐのぶ)は義経の楯となって討ち死にし、平家方も教経の従者菊王丸が討たれてしまうのです。
その話を在京大迫人会の役員Iさんにしたら、
「早池峰神楽を知ろうとしたら、古事記とか色々古典を学ばなきゃならないんだよ。」
 さぁ、もの凄い緊張感に充ちた舞の後、観客がふ〜っとリラックスしたところで、お花代を披露する口上が始まりました。
羽織袴の男性がうやうやしく、誰それから、お金やお酒、菓子など寄付をいただきました、と、全て皆さんの前で披露されるのです。
私はこの口上が大好きです。誰がどれだけ包んだかわかるので、観客も興味津々。細かいお菓子や飴まで披露されるから時々笑いがでます。
私は前回大償神楽の公演の時、金一封包んだので、披露された時はちょっと嬉しかったです。
しかし、今回はふところに余裕がなくて、何も寄付ができなかったのだから、情けない。
 地元大迫町ではお酒(一升瓶)を寄付することが多いのですが、鎌倉まで出張しているから荷物になります。やはり金一封が喜ばれるでしょう。
東日本大震災復興支援のこの公演のチケット代の中には、経費としてもちろん早池峰神楽の舞手に御礼が含まれているでしょう。でも、地元の出身者としては、大迫町で神楽を見る風習にならい、できるだけ「お花代」を包みたいものです。

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