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「見栄を張る」に共感!

2018年
6月14日(木)
ジメジメした梅雨に入りましたが、昨日はからりと晴れたいいお天気。
介護保険の更新のため、介護認定調査員とケアマネージャーがいらっしゃる日でした。慌てて泥縄式に玄関周りの掃除をして準備。前回は義母の調子が悪かったので、ドキドキでした。でも今回は義母も協力的でとてもスムーズに進行し、最後に私たち夫婦のここ何年かの介護をプロのお二人に労っていただき、嬉しかったです。
そのご褒美(?)も兼ねて映画を観に行きました。
27歳の新鋭、藤村明世監督・脚本の「見栄を張る」。
下北沢TollyWoodという映画館にて。
映画館は47席と小さい映画館ですが、「これから」の映画を積極的に上映している、気概のある映画館でもあります。

Img_2535


映画のSTORYは
周囲には”女優”として見栄を張りながらも、鳴かず飛ばずな毎日を過ごす絵梨子。ある日、姉の訃報を受け帰郷した絵梨子は、姉が葬儀で参列者の涙を誘う「泣き屋」の仕事をしていたことを知る。その仕事の真の役割を知らぬまま、絵梨子は女優ならば簡単にできると思い、「泣き屋」を始めてみるのだが…。               
                     「見栄を張る」チラシより
夢を追って都会に出たものの、なかなか芽が出ず、イライラと焦り。
「自分は平凡じゃない。このままじゃ終わらない、私女優よ!」
というプライドと、周囲につい見栄を張って話を「盛って」しまう主人公の気持ちが痛いほどわかる。
(地方から都会に出て夢を追っている人の大部分はそうなんじゃないか)
分かり合えないとばかり思っていた姉が実は誰よりも自分を応援していたこと。姉の遺児・和馬と関わり、姉の仕事「泣き屋」をやることで、見栄を張っていた絵梨子が少しずつ変わっていく様子が、とても丁寧に描かれていた。
主人公・絵梨子を演じた久保陽香(はるか)が実にチャーミング。姉の子・和馬を演じた岡田篤哉の愛らしさも光る。
都会で夢を求める〜のは、監督にとっても主人公を演じた久保陽香にとっても「等身大」だろう。しかし、それとは対照的に「地方」「葬式」「泣き屋」という、極めて土着的で「古い」モノを持ってきたのが、この映画の肝。韓国では「泣き女」という、葬式に泣くことを仕事にする人がいるのは知っていたけれど、日本にもそんな風習があったとは。
「お葬式」「おくりびと」と、葬儀をテーマにした映画はもう出尽くしたか?と思っていたが、まだこんな題材が隠れていたとは!藤村明世恐るべし。
撮影は和歌山県海南市や紀美野町、有田川町で行われた。
みかんの木があり、海があり、温暖でのんびりした田舎の雰囲気が伝わる。
等身大の若者をけだるく描く映画が流行る中で、20代の監督がしっかりとした映画(なんと長編第1作!)=幅広い世代にもしっかり受け止められる映画を作られたことに驚くとともに、次回作が大変楽しみです。
今映画は全国を回っているようですが、口コミでどんどん広がっている様子。大きな映画館で上映されるように、私も応援していきたい。
「見栄を張る」公式ホームページ↓

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