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本のフェスでSpring has come!

4月7日(土)
長い冬がやっと過ぎてお野菜の値段も落ち着いてきました。
しっかり寒かった冬の後は桜が満開になるスピードが増すのだとか。
(TBSラジオの気象予報士さん曰く)

上野公園の賑わいに刺激されて、近所の河川敷にて我が家もお花見しました。

Img_2027

久しぶりに唐揚げを揚げたり、キュウリの漬物を作ったけれど、後は出来合いのお惣菜。娘もおしゃれなイチゴのデザートを作ってきて、大人になった彼女と初めてのアルコールの入ったお花見。感慨深いです。

そんな春。ウキウキするイベントに出かけてきました。

第3回 本のフェス BOOK FES 2018 AT KAGURAZAKA

神楽坂 日本出版クラブ会館にて、本に関する大人の文化祭です。

3月24日(土)その日は初夏のような陽気。

場所は大江戸線牛込神楽坂駅下車。方向音痴の私は宅配便のお兄さんに道を聞いてやっと到着しました。

Img_2001_2

会場は開場して30分。大人ばかり?という予想でしたが、本好きの渋い男性や若いカップル、親子連れで賑わっていました。

駅弁スタイルでご自分の本を売っている方、

「CHEKCCORI(チェッコリ)〜韓国の本とちょっとしたカフェ〜」(神田神保町1-7-3三光ビル3F)の、綺麗な装丁の韓国の本も気になります。

http://www.chekccori.tokyo/about_chekccori

辞書の大修館さんは、フチ子ちゃんと一緒に明鏡国語辞典や古語辞典の「古語林」をアピール。

Img_2002_2

広場では、音楽ライブが始まっていました。

おしゃれなキッチンカーが私を呼んでいます。

私はとりあえず喉が渇いたので、アイスココアとソーセージを注文して、椅子に座ろうとしたら、なんと作家の久美沙織さんがテーブルに!

実は今回のイベントは、久美さんが「Be open,Let go!おはなしをつくろう」というコーナーで高校生向けに講師を務める、という情報を得て、一般参加枠で申し込んだのがきっかけでした。

久美沙織さんは岩手県盛岡市出身の小説家。

1979年「小説ジュニア」でデビュー。コバルト文庫において「丘の上のミッキー」シリーズで人気を博し、「コバルト四天王」として少女小説を中心に活躍。現在はSF,ゲームのノベライズ、ホラー、ミステリー、エッセイなど多彩なジャンルで活躍されてます。

私は昨年「二月会」という岩手県人のパーティーで初めて久美さんにお会いしました。と、言っても久美さんと次兄は盛岡一高の同級生。ずっと彼女のお噂は聞いていたので、初めてとは思えませんでした。

久美さんのお隣に座ったと同時に、音楽のステージで

青年が宮沢賢治の「星めぐりの歌」を歌い出したのです!ちょっと鳥肌が立ちました。

「グッドタイミングだね。」と久美さん。

久美さんと別れて、私は建物に入りました。

本のフェス、と言っても「本」ばかりではありません。

映画「ワンダー 君は太陽」の紹介ブースがありました。

Img_2007

全世界で800万部突破のベストセラー小説「ワンダー」が、実写版「美女と野獣」の制作スタッフにより映画化。6月に日本でも一般公開されるそうです。

他に様々な出版社や古本屋さんがお店を出していて楽しい。

その中でも、盛林堂書房さんとは、イラストレーターの水玉蛍之丞さんのお話で、盛り上がってしましました。

盛林堂書房は西荻窪にある古書店です。その少し前に行っていた「水玉蛍之丞 おしごといろいろ展」に関わった書店で、水玉さんの本も取り扱っています。水玉さんは、膨大なお仕事をされた方で、職人に徹していた方なので、彼女のイラストで、まだ発掘されてない作品があるそうです。これはと気がついた方は、ぜひご一報を、とのこと。

水玉蛍之丞さんのイラストについて↓

田中すけきよ(水玉蛍之丞史家)さんへ

ツイッター:すけきよ@ぼんくらのスキャナー 

さて、そろそろワークショップ

「Be open,Let go おはなしをつくろう」の時間です。

高校生たちがぞろぞろ入っていきます。一般観覧席の私は後ろの席の真ん中に。

高校生たちは幾つかのグループに座っています。

スタートする前に、久美さんは雑談を始めました。

Be open とは、「こだわらない」

Let goとは、「手離す」

とのこと。フラダンスの先生がおっしゃっていた言葉なそうです。

「ワークショップ」は、各自で受け取るもので、競争する場ではない。

私もちょっと安心。

最初に様々な「属性」が書かれたカードが一人一人に配られました。

ex)宝くじが1億円当たった小学生/タクシーの運転手/渋谷の忠犬ハチ公/上京した先の下宿にある冷蔵庫/地球最後のアンドロイド…

属性は皆違います。その属性を踏まえた上でおはなしを考えていきます。

「ばか」➡︎様々な立場、状況で使い方、ニュアンスが違う。

「だめ」➡︎別の言い方を考える。ex)「それはいけません」(保育園の先生)、「わしは絶対許さんからな」(米農家のお父さんが東京に行く息子に)

高校生たちが、積極的に手を挙げて発言していくのが、気持ちがいい。

次にスライドが映され、それに対して属性を踏まえてお話を考えてもらう。

秋の田んぼの風景に対して、ハリウッド女優(属性)は、焦燥感を感じたし、タクシーの運転手(属性)は、お客さんを降ろしたら、懐かしい風景だった、とか。

次に自分で属性を考えてみる。高校生たちの発想は面白い。

「地球最後のアンドロイド」「元人間のゾンビ まだ腐ってないゾンビ」…

私が特に面白かったのは、

目が見えない状況になった人に向かって、スライドの画面について説明すること。目の見えない人に説明するのは、とても難しそう。

他に、音や匂いについて表現することなども。

久美沙織さんのお話の随所に「お話を作る」ことはどういうことなのか?

映像が氾濫している今だからこそ、とても貴重な気がしました。

「お話は、書かれていないことでできている」

「小説は、最初は読者は書かれていることを登場人物よりも先に知っている(上から目線)。それがだんだんフラットな状態になると、物語に入れる。面白くなる。そして、意外な展開になる。」

「自分では平々凡々だと思っていることでも、他の人から見たら面白い。」

「東京23区で、行ったことのないところに行ってみる。そして、自分じゃない人のつもりで、朝からそこで1日過ごしてみる。」

などなど。それらをやってみると、脳のストレッチになるそうです。

久美さんは最初から最後まで、ずっとしゃべりっぱなし。パワフルでした。

そして、私は高校生たちが眩しく見えました。

お隣に座ったご婦人(目隠しのモデルも務められた)は、久美沙織さんの長年のファンなそうです。

久美さんは、今次回作を執筆中とのこと。楽しみです。

 

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