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「この世界の片隅に」は愛しい映画です。

2016年
11月18日(金)

博多の道路陥没。映画「ハドソン川」並みに美しい話ではありませんか。ここんところ、悲しい出来事ばかりだったから、新鮮です。

14日、完成した「郷愛」の発送作業が終わりました。私の担当は35件。

広告を出してくれた会社、お店、原稿を書いてくださった方、郷土料理の記事や、上山敬三さん(大迫町出身で、雪村いづみ、宮城まり子、灰田勝彦などを育てたビクターの名プロデユーサー)のお写真を提供してくださったお嬢さんなど、原稿にご協力くださった方々へ感謝を込めて、お手紙とともに送りました。(佐川のゆうメールなので、お手元に届くのは、11月24日頃でしょうか)皆様、大変遅くなりました。ご感想をお待ちしております。

 100周年の仕事が一区切りついた私は、むやみに色んなところへ出かけ始めました。
 11月12日(土)は、朝から渋谷へ。
通勤ラッシュの井の頭線で「神泉」下車。向かったのはユーロスペース。前回はここで話題の「FAKE」を見ました。こだわりの作品ばかり上映している映画館です。
 目的はアニメーション「この世界の片隅に」初日。初回の10時10分。
でも、当日早めに並ばなないと、整理券が取れないから、9時すぎ到着。ネット予約が当たり前になったから、こういうの懐かしいです。

Dsc_1685

本来なら、開館は初回の30分前ですが、9時15分、30分繰り上げでシャッターが上がりました!(ショクダイオオコンニャクが開花した時の神代植物公園と一緒。フィーバー(古!)の予感!)

Dsc_1690

Dsc_1689 大きな看板の隣に、のんちゃんの笑顔が輝いている!

主人公のすずさんの声を担当しています。

Dsc_1687

私は、なんと整理券番号7番です!チケットと一緒に名刺大のカードをいただきました。これで方々に宣伝できますね。ロビーでは、この映画が完成した喜びを分かち合う方々がチラチラ。
皆さんの力で完成、そして上映に至った映画だからです。

私は前から3列目の真ん中に座りました。隣には整理番号1番の方。

1番の方は映画「FAKE」も見たそうで、ちょっと盛り上がりました。私の真ん前は、漫画「東京大学物語」のEさんでした!

観客の方々の表情は、「待ちに待った!」という期待感が滲み出ていました。クラウドファンディングに参加された方も多いでしょう。

私は残念ながら「郷愛」の広告集めという、「別のお金集め」に頭を悩ませていたので、参加できなかったけど、友人たちは何名も参加しています。

昨年10月、練馬アニメカーニバルで、この映画のパイロット版を見て、完成が待ち遠しかった(もちろん、その時は声がなかったけど)。花巻市のイーハトーブフェスティバルでも、片渕監督の「花は咲く」とともに、パイロット版が上映されたはずです。

映画の予告が始まって「美しい夏キリシマ」「父と暮らせば」などの黒木和雄監督の映画のシーンが映し出された。「この世界の片隅に」前の予告に、ふさわしい、というか、しっくりきました。(大きな映画館だと、そうはいかない)

https://www.youtube.com/watch?v=dNmQ_xm-MK4

いよいよ映画が始まった。

のんちゃんの声の主人公すずさんが現れただけで、もう感動でうるうるする。

背景の建物が、とても丁寧に描かれている。

元々の原作者こうの史代さんも、丁寧に調べて作品を描かれているが、さらに片渕監督が何度も何度も呉に足を運んで、当時のことを知る人々から聞き取りした成果だ。実際お話しした方のご家族も映画に登場している。だから、この映画は、単純なアニメーションではない。大変記録性に優れた「貴重な動く資料」でもあるのだ。

あの、広島原爆の直前の、お隣呉市。地元の方々も、この映画の完成を心待ちにしていた。地元の方々と一緒に見たら、また違った感動があるだろう。

映画「早池峰の賦」(羽田澄子監督)が、大迫町民(現・花巻市)にとって「おらほの映画」であるように、広島の呉市の方々にとって「この世界の片隅に」は、「私たちの映画」として、ずーっと誇りで宝物になることだろう。

戦争前は、決して暗いばかりではない。人々は、それぞれせいいっぱい、明るく、日々の暮らしを営んでいた。食べ物がないなりに、工夫した。恋もした。それをいきなりザックリと、無残に引き裂くのが戦争だ。

主人公すずさんは、ホワンとして、ユーモアがあって、浮世離れしている。その雰囲気にのんちゃんの声は、驚くほどしっくりくる。

そんなすずさんも、お嫁に行き、それなりに苦労もする。でも、持ち前のホワンとした明るさで、しなやかに乗り切っていく…

その先は、お楽しみに。後半は涙涙、また涙。

そして最後に拍手が自然にあちこちから湧き上がった!

これは「ムティ踊るマハラジャ」と吉祥寺で見た爆音上映会「AKIRA」以来だ。滅多にないないことだ。

「君の名は。」もいいけれど、「この世界の片隅に」こそ、今年の映画だ。

今年は戦後71年。

オバマさんが広島を訪問し、カープが活躍した、「広島」の年でもあるのだ。今年「この世界の片隅に」が完成、上映されたこと、のんちゃんが最後の最後にすずさんの声を担当することが決まったこと。

いろんな偶然が重なって、いろんな意味を持つ映画になった。

最初の涙は、すずさんとのんちゃんが二重写しになった感動だ。

「あまちゃん」と重なる部分もある。

戦争を知っているお年寄りや、子供達にぜひ見てほしい。

お願いします!

映画について詳しいことは、以下のサイトから引用します。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161114-00010004-kaiyou-ent

『この世界の片隅に』63館ながら動員ランキング10位! 満席続出

KAI-YOU.net 11/14(月) 21:30配信

『この世界の片隅に』63館ながら動員ランキング10位! 満席続出

11月12日に公開された片渕須直さん監督のアニメーション映画『この世界の片隅に』が、公開館数わずか63館にもかかわらず、週末の全国映画動員ランキングで見事10位にランクインを果たした。

11月12日、13日の週末興行成績は4,704万2,090円、動員は3万2,032名を記録。ちなみに同日公開された女優・杏さん主演の映画『オケ老人!』が155館で9位、小栗旬主演の映画『ミュージアム』が331館で2位にランクインしている。今後は公開館数も増える予定で、ますます動員を伸ばしていくと見られる。
国内外で大反響のアニメ映画『この世界の片隅に』

『この世界の片隅に』は、劇場版アニメ『アリーテ姫』『マイマイ新子と千年の魔法』や、TVアニメ『名犬ラッシー』『BLACK LAGOON』で知られる片渕須直さんが6年の歳月をかけて手がけた作品。

女優・のん(能年玲奈)さんが主人公・すず役で声優に初挑戦していることでも注目を集めている。

公開初日には、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田などで全回満席

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