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朝ドラに励まされ、「郷愛」入稿しました!

2016年10月15日(土)
朝夕毛布1枚欲しい季節となりました。
こうなるとお肌もあちこちガッサガサに乾いてきて、リップクリームが欲しくなります。
長いことブログと離れている間に、訪問者がついに1人!となった、
「リバーサイド徒然日記」です。
足が落ち着いてきたので、二ヶ月ぶりに多摩川を散歩して
1万歩歩いてきました。介護の仕事をしていた頃は、毎日利用者さんと歩いていた、懐かしい「職場」でもあります。

こんな風にのんびりするのも、久しぶり。やっとそんな気分になれました。
10月12日(水)、記念誌「郷愛」(「愛郷」ではありませんよ!ニコ!←愛嬌)の入稿を無事済ませました。
年明けからジワジワと緊張して編集作業を進めてきましたが、ずいぶんNHKの「朝ドラ」には励まされました。

あさがきた!」では、ドラマの後半主人公・広岡朝が「日本女子大」を創設するためにあちこちに頭を下げる場面。ちょうどこちらは、広告をいかに増やすかで、頭を悩ませていたところでした。「営業」も「資金集め」もしたことがありませんでしたが、大隈重信に主人公が大演説をする場面は、勇気づけられました。
 こちらは、直談判(訪問)は1件だけで、お手紙と、村田林蔵さんの絵葉書をつけてお願いしました。なかなかお返事がなくて泣きそうでしたが、お便りを出した1ヶ月後、締切日あたりからどどどっとお返事が返ってきて、最終的にお願いした24件のうち20件から広告をいただきました。感謝感激!結果的にカラー広告が多くて賑やかになりました。
みなさまありがとうございます。
これも「在京大迫人会」と「百周年」を支えてきた先人のお陰です。

とと姉ちゃん」は、大好きな「暮しの手帖」がモチーフなので、ドラマが始まる前から花森安治の伝記など関連本を何冊も読みながら、毎日最低2回は見ていました。もちろん全く規模も内容も違いますが同じ「本作り」なので、写真や絵のレイアウト、編集方針など、かなり刺激されました。また、大人数で編集(こちらは殆ど一人で編集)して、羨ましいなぁ、でも人が多いとそれも大変だろうなぁと思ったりしました。
お盆に帰った時は、創刊当時から愛読していた母にお願いして、倉庫から古い「暮しの手帖」を出してきて、好きな本を何冊か頂戴しました。
10違いの姉も欲しがっていたので、埃は全部拭いておきました。
キッチンのページでは、母が折り返したりメモしたりした跡があり、板の間に正座して食べる昔式から、テーブルに椅子の洋風に変わる、我が家の黎明期、真剣にデザインを考えた母の様子が目に浮かびました。
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ドラマ後半の「商品試験(テスト)」の場面は、丁寧に描いていて、感心しました。「暮しの手帖」=「商品テスト」。ここを2週に渡ってきちんと描いた脚本家は、素晴らしい。主人公の高畑さんは説明セリフに苦労されたようですが。
様々な商品をテストしてきた暮しの手帖ですが、たまたま母からもらった87号ではなんと「火事をテストする」。「火事」は、「暮しの手帖」は何度も取り上げていますが、ついに家一軒燃やしてその様子を克明に記録する。なんてクレイジーなんでしょう!まるで黒澤明監督です。かつての人の「物つくり」の真剣さ、誠実さに頭が下がります。
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クリックすると拡大します
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その後「暮しの手帖」では、「石油ストーブから出た火は水で消せるのか?」で大論争を巻き起こしました。「消せる」暮しの手帖と、「消せない。かえって燃え広がる」消防庁の論争が繰り広げられたそうです。昭和43年(1968),公開実験の結果、「暮しの手帖」に軍配が上がる。

読者から「水で消せました」体験のお手紙や、励ましの電報「ガンバレ ドクシャ ココニアリ」や、各地の消防署で実験した結果が続々届いたそうです。消防庁と「喧嘩」するなんて、スケールが違うし、肝が据わった雑誌です。
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「とと姉ちゃん」も終わる頃、紙類の山から、分厚いこの本が出てきたのには驚きました。

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暮しの手帖 保存版III 花森安治〈常識〉を〈非常識〉に一変させた生活思想

平成16年発行。発行者は大橋鎮子。「とと姉ちゃん」のモデルです。今から10年前の本でした。花森安治が昭和53年(1978)に突然亡くなり、大橋さんは、悲しみに暮れる暇なく「社長業」と「編集長」の重い荷物を小さな両肩にずしりと乗せて、文字通り走り回ってきたことでしょう。こういう本を「暮しの手帖」ファンは待っていました。「暮しの手帖」のエッセンス、花森安治の貴重な文章、デザイン、錚々たる方々の寄稿文…花森さんの死から26年経っていました。私は本屋で即買いしたものの、その内容の重さに、たじろいで、実はあまり読んでいなかったのです。上の「水かけ論争」の記事は、偶然出てきたこの本にしっかり顛末が書いてありました。

年表の前に、「拝啓 花森安治さま!」と題する読者からの手紙を30ページにわたって掲載されているのが、この本の真骨頂でしょう。この一冊には全編に大橋さんの花森さんへの「感謝」と「労り」と「愛」と「友情」と「惜別」の気持ちが溢れています。当時大橋さんは84歳。この大仕事を終えてから、90歳で自伝『「暮しの手帖」とわたし』を発行しています(「とと姉ちゃん」のモチーフ)。なんというバイタリティでしょう!!

民放ドラマでは「重版出来!」(TBS)そして今は「地味に凄い!校閲ガール・河野悦子」(日テレ)に夢中です。上原さとみ主演の「地味に凄い!〜」は出版社の「校閲部」が舞台。入稿が終わって、次は校正に入るので、勝手に自らを重ねて励まされています。

ずっと一人ぼっちの編集作業で苦しかったですが、見るに見かねて1人2人と手伝ってくれることになりました。特にIさんには年表作りや寄付者御芳名など苦手な分野をお願いしてますし、校正作業は3名ですることになりました。あなうれし。
泥縄の私は、これから「編集ブック」の「校正」の項目を読んで勉強します。
大丈夫か?

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