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好時魔多し

8月2日(火)
 雨・晴れ・雨・晴れと忙しい日!
 先月末は記念誌「郷愛」の進捗状況を役員会で発表するために、頂いた広告を仮に全部レイアウトしてみたり、報告書をまとめたりなど文字通りバタバタしていた。
 その甲斐あって、若干の不安要素はあったけど、なんとか無事に会議も終わり、広告第1号の居酒屋「郷酒」(神田神保町)へ繰り出して、美味しいお酒と料理で全員満足の夜。

 そんな風に、区切りがついてホッとしたのか、翌日土曜の夕方、コケました。

 「歩きスマホ」ならぬ、「歩き郵便物眺め」してた。庭に自分で掘った段差を踏み外した。油断した。そこはちゃんと草刈りをしていなかったのも、敗因か。
 すぐに思ったのは「ポケモンGO」。本当に皆さん気をつけてほしいです。

 そして思い出したのは「好時魔多し」。
 それは、7月初め叔父の法事で、いとこの林蔵さんから聞いた言葉。生前叔父さんに言われたと。多分、「うまく行っている時こそ、悪いことは起きるものだ。油断するな、気を引き締めなさい。」という意味だったのだろう。
 それを聞いた時、私は「好時」がないなぁ、と寂しく思った。
 

 いや、あった!旦那さんとの結婚が決まった時。

 あれは昭和63年(バブル時代)。結婚が決まった当時、浮かれてた私は(仕事のお使いで)特許庁に行った帰り、六本木アークヒルズの40段くらいの階段をスキップ(!)しながらおり、踏み外し、一番下まで-ん!!と落ちたのだ!
そして捻挫。初松葉杖。(電車に乗るのが怖かった!)
 結納は(右足)包帯ぐるぐる巻きで、分厚い座布団2枚の上に横坐りで、恥ずかしいほど偉そうな嫁候補。

 今の私も、「郷愛」の編集作業で、相当舞い上がっていたのかもしれない。確かに充実していた。忙しかった。これも「好時」だったか。相当いい気になっていたことだけは確か。

Dsc_1549漫画「働きマン」を読んで自分を励ましたりして。

※クリックすると拡大します

 転んだら、右足首がズキズキ痛んだ。昔の古傷にプラスだから、自分でもわかる。

 「捻挫したな」と。
 義母に「転んだから帰るね〜」と伝え、自転車で帰って、急いで氷でアイシングした。そして湿布と、晒布を切って、包帯にして、その日は大人しくした。捻挫の応急処置としてはまぁまぁじゃないかな。

Dsc_1551 そして月曜日。

 近所のI整形外科に早めに行ったら、なんと8月1、2、3日は休み!ガ〜ン。温和で人気の先生だけど、大病して元気ないのだけが、たまにキズ。あぁ、お大事に。「隣の隣の駅前にT整形外科があるよ。」と旦那さんからメール。2駅なので、自転車で行った。
 初めての病院。月曜日ということもあってか、待合室はおじいちゃんおばあちゃんから小学生低学年まで70人くらギッシリ。松葉杖の方も何名かいて、雰囲気に圧倒された。「この調子だと、お昼にずれ込むわい」と覚悟の上。

 でも意外。問診票を書いたら、すぐに呼ばれて、すぐレントゲン撮影。すぐ結果。
そして診断は院長のT先生。レントゲン写真の右足首のころっと出っ張った骨の先っちょを指し示し、

 「骨折です。」と、

 なんと。骨の先が欠けちゃったらしい。そして、その骨の隣に靭帯があるらしい。大事な場所なのだ。
 「ほっとくと手術になるからね。」また、怖いことを先生に言われた。
 「ギプスと松葉杖ね」予想外の結果にショック。
 「レーザーかけるからね」と言われ、次はリハビリ室にて、レーザーを当てるやり方を教わった。次回からは、自分で行うため。
 リハビリ室では、若くて顔が小さくて適度にハンサムな(多分)理学療法士のお兄さんが丁寧に説明してくれた。

 脱脂綿を1枚取って患部を消毒脱脂綿を捨てるレーザー棒(?)を手に取る機械のスイッチON赤い光を患部と、その周りに位置を変えながら当てていく(2分)機械が終了棒を元の場所に戻す
 それが終わったら、
「処置室に来てくださーい」
 長椅子がずらっと並んでいる。その奥から2番目にうつ伏せに寝せられて、両足の膝から下をぴょこんとあげた。うつ伏せなので、残念ながら見ることができない。(多分)石膏のようなものを塗られたのだろう。

 「熱くなりますよ〜」じんわり熱くなってきた。と思ったら、すぐ外され、
 「楽にしてくださ〜い」と言われて、時間は(多分)10分も掛からずギプスはできた。昔の足全体を覆うタイプではない。大きなL字型の足に沿った形の板なのだ。それを外して、今日からお風呂に入ってもいいそうだ。すごい進歩!
 その緩やかな板状のギプスを足にしっかり装着して、包帯を巻いてもらう。自分で巻く時のために、よくやり方を見ておく。

Dsc_1553

プロの包帯(の巻き方)は、安定感が抜群。

 次は松葉杖の登場だ。松葉杖らしい形のは、初めて。「身長は158cm(松田聖子と一緒)です」と、うつ伏せになった時に伝えていたが、ちょっと脇に当たるので、一段階下げてもらった。今の松葉杖は、細かく3cmごとに調整できる。
 「松葉杖は初めてですか?」と看護婦さん。

 「初めてではないですが、随分前です」と私。
 看護婦さんが、まず見本を見せながら、説明してくれた。
 「脇に押し付けると、うっ血してくるので、脇の少し下で松葉杖を挟むようにしてください。
 次は動かし方。
 「(松葉杖を)少し前に繰り出して、(いい方の)左足、(患部の)右足は降り出さないで、後からついていく感じで」と。

 そして最後に

 「休む時は(患部の)右足は体重をかけないで、軽くつく程度に

 次は私。松葉杖を脇で挟むのが結構難しい。動かすのも、リズム感が悪いせいか、イマイチ。
 とにかく大げさなことになった。
 でも、ありがたいことに、旦那さんはすぐに対応してくれた。意外と大きな出費になった支払いをしてくれ、自転車に乗って行ってくれた。私はギプスと松葉杖の人になったので、タクシーで帰った。

 しばらく歩けない。遠出ができない。お盆は忙しいのに、どうなるのか?その日は不安でイライラした。身体が思うように動かない老人の気持ちが、少しわかった気がする。プロのスポーツ選手が怪我をした時も、相当なダメージだろう。みんな偉いなぁ。

 面白いことに、今読んでいる本がパンクバンド「銀杏BOYZ」のヴォーカル・峯田和伸の日記「恋と退屈」。

 2005年1月15日銀杏BOYZがファーストアルバム「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」と「DOOR」2枚を同時発売。全国ツアーをハードに、文字通りハードにこなし続け、6月3日長野でライブ中、峯田くんは最後に飛んだ。そして頭から落ちて、両足を変な形に叩きつけられた。右足骨折。捻挫。右ふくらはぎ肉離れ。そして長野の病院に入院したくだりを読んでいた。偶然だね。
 NHK BSのドラマ「奇跡の人」を見て以来、私は峯田くんに夢中なのだ。彼は命かけて音楽活動してる、今時偉い人です。

  明日からは、歩く練習だ。歩く、なんてあたりまえのことをする練習だ。けれどそんなあたりまえなことが、今の僕にはめっぽうつらい。

  いつか歩ける。

  いつか走れる。

  いつかジャンプできる。

  いつかライヴできる。

  僕はそれを考える時、いつもわくわくするんだ。本当なんだ。

                    「恋と退屈」峯田和伸(河出文庫) 319頁

 峯田くんは山形生まれ。東北出身、という所も気に入っている。

Dsc_1550     

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けが 病気」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
あちゃ~~~骨折ですか・・・weep
私は20年以上前に先代のプーさんdogとの散歩で足を骨折して1か月ギブスをまいていましたwobbly
最近では3~4年前くらいに右の手首を骨折して1か月ギブスをまきましたsad
焦らずに無理をせずゆっくり直してくださいねpaper
本当は神保町のことを書くつもりでしたcoldsweats01
私神保町の交差点にその昔あった楽器屋さんでフルートを教えていたんですよscissors
もうその楽器やさんもないし、私も楽器を吹くのをやめちゃったんですがwink

お久しぶりです!里山さんは骨折の先輩ですね〜。私は捻挫は2回やってますが、骨折処女だったので、ちょっと今キツイです。
神保町でフルートを教えていたんですか!音楽の方なんですね。
居酒屋さんの郷酒さん、気にいると思います。店長は長野の方。日本酒の種類がすごい。人気なので、要予約です。東京に来る機会がありましたら、ぜひ。

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