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鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 8

2015年
3月3日(火)ひなまつり

素晴らしいニュースが舞い込みました。

【速報】ラグビーW杯開催地に釜石

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催地は2日、アイルランド・ダブリンで開かれたW杯リミテッドの理事会で決まり、開催地12カ所の一つに釜石市が選ばれた。東日本大震災から間もなく4年。「復興につなげたい」と名乗りを上げたラグビーの街を舞台に、待望の世界大会が実現する。

 釜石市は、かつて日本選手権を7連覇した新日鉄釜石(現釜石シーウェイブスRFC)の地元。昨年7月、野田武則市長が誘致を表明し、同10月に県と共同で立候補を大会組織委員会に申請した。

 津波で被災した釜石東中、鵜住居(うのすまい)小跡地周辺に整備する「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」を会場とし、開催地で唯一、会場を新設する。

 立候補した15自治体のうち開催地は10~12とみられ、震災被災地の釜石市が含まれるか注目されていた。

岩手日報 WebNews より↓
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150302_12

ラグビー王国・釜石」よ再び。
岩手県人は、釜石の「踏ん張り」や「粘り強さ」に、いつもいつも励まされています。花巻市も踏ん張ってほしい。大谷翔平くんに続け!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕暮れの島根県安来(やすぎ)市を、黒塗りのタクシーが出発。
伯太川(はくたがわ)に沿って走る。街灯も殆どない道は鼠色から墨色へと変わる。
この暗さが懐かしい。まるで、東北新幹線新花巻駅からふるさと大迫(おおはさま)へ帰る途中の亀ヶ森(かめがもり)あたりの風景ではないか。

「この辺、白鳥が来るんですよ」
白鳥!」
「ほら、田んぼに。あの白いのがそうです」
右手に見える平原と思えたのは、実は田んぼだった。暗闇に白い絵具を筆でポンポンとおいたように、15羽ほどいただろうか。車でビュンと通り過ぎたので、きちんと見られなかったのが残念。今がシーズンなのか。
ここ、能義(のうぎ)平野は白鳥の飛来スポットとして有名らしい。

安来市観光協会 白鳥↓

http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5696

年末年始実家に帰った時も白鳥に出会った。

兄の車で大償神楽の舞初めに向かう途中「大迫総合支所」の裏手の川沿いに兄が車を停めてくれた。

ここは噂の白鳥飛来スポット。空気は冷たかったけれど、白鳥はしばしの休息をとっているよう。なんと優美な姿だろう。うっとりと見入ってしまった。

能義平野は「白鳥ロード」として、ちゃんと観光スポットになっているが、大迫の方は地元が静かに見守っている、という感じ。

Photo

こちらは大迫総合支所裏手の白鳥。(2015年1月2日)

暗闇に吸い込まれるように、大塚の町中に入って行った。

古い情緒が感じられ、静かで小さな町。デジャブ?懐かしくて胸がキュッとなるのは何故だろう。

大迫町内の雰囲気によく似ているのだ。

「ここですよ」

布枝さんの実家が営む酒屋「飯塚酒店」に着いた。

Photo_2

                 初顔出し(怖!)。運転手さん撮影。

Photo_3

つなぎ石。

石の両側に穴があり、2人が左右から手を入れてつなぐと、縁が深まるらしい。

1人なので、運転手さんと両側から手をつないだ。

もう店は閉まっているようだ。私が躊躇していると運転手さんが、

「大丈夫でしょう」

と、ガラガラ引き戸を開けてしまった。

「今晩は」

「はーい」

と若いお嫁さんらしき人が出て来て、店の明かりをつけ、快く応対してくれた。

お店はいかにも古くからある酒屋のようで、しっとりと落ち着いた雰囲気。

もう夕飯が近いのだろう。奥の部屋の明かりが見えた。申し訳ない。

店内の写真を撮らせてもらう。

Photo_4

下にあるのは、布枝さんのアルバム。ここでしか見られない貴重な写真。

Photo_5

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」のスタジオセットの模型。

しっかり作られている。ドラマの場面が甦る。

私が水木しげるさんのファンで、漫研出身で、調布市の隣に住んでいること、ドラマは毎日見ていたことなどを、お嫁さん(?)に伝えた。

お土産コーナーで、(上の「つなぎ石」の絵)御夫婦の絵がラベルになったお酒と、布枝さん直筆の「ちょっこしクリアファイル」を購入した。これもここでしか買えない。

Photo_6

ドラマ放映時のような一時のブームは落ち着き、ここに来る観光客は少なくなっているそう。

車に乗ると、運転手さんが言った。

「私もこの近くの出なんですよ」

だから顔なじみだったのだ。ありがたい。

ドラマで若い頃の布枝さんがよく手を合わせていた(?)「薬師堂」が。

ゲゲゲの女房 武良布枝さんの故郷・安来

http://www.kankou-shimane.com/mag/mov/gegege/

布枝さんの実兄・飯塚藤兵衛さんやご家族の写真がある。

応対してくださったのは左の若い女性。

よかった。思い切って来て良かった。これで悔いはない。

また来ることはあるだろうか?故郷の町に良く似た安来市大塚の町に。

行く時の不安感はすっかり満足感に変わった。運転手さんに感謝。

外はとっぷり暮れている。また伯太川にそってグングン走る。

その道々左手にこんもりした山が見えた。

「あれは城跡です」

と、運転手さん。お城の説明を始めた。

「織田信長について頑張っていたけど、最後兵糧攻めにあって、毛利軍に破れ・・・」

「どっち側につくか、その時の判断ですよね〜。『軍師勘兵衛』を見てましたけど、厳しいですよね」

私は黒田家の親戚なんですよ

!?」

「どうやらそうらしいんです。名字は違いますが(門脇さん)。」

続けて

黒田会というのがあるんです。」

と言うではないか。「軍師勘兵衛」は欠かさず見ていた。黒田家家臣の結束の強さ、主君への尊敬、働きの良さなどに感動していた。

黒田会。たぶん結束が強い会だろう。

そして、後で調べたら運転手さんが指した城跡は「月山富田城」のようだ。

Photo_6                   月山富田城

尼子家とその家臣・山中鹿介(やまなかしかのすけ)幸盛(ゆきもり)縁の城。

大河ドラマ「軍師勘兵衛」第16話と第17話に尼子家最後の武将・尼子勝久(あまこかつひさ)と山中鹿介が描かれている。

山中鹿介の役は別所哲也。いい男で、髭が濃い。

17話で、頼りにしていた織田信長からの援軍が満足に得られず、毛利軍との長い戦いに破れ尼子勝久は自害。山中鹿介も備中甲部川にて殺害される。天正六年(1578)のこと。

それが上月(こうづき)城での尼子家と山中鹿介の最期。

月山富田城について。

応永二年(1395)尼子持久が京極高詮の守護代として富田城に入る。

1486年尼子経久が城の乗っ取りに成功。その後山陰山陽の大名を次々と支配下に置き、一大勢力を築き上げた。以来尼子家は、1566年11月28日に毛利の軍門に下り開城するまで、毛利勢の度重なる攻撃から城を守って来た。

中でも「尼子十勇士」の1人・山中鹿介は「山陰の麒麟児」と称される名武将。

願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と尼子再興を願い三日月に祈った、というエピソードで有名。

安来市観光協会
安来市の戦国武将 山中鹿介幸盛

http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=5618

最期まで諦めずに主君のために戦い抜いた「悲劇の武将」山中鹿介は「武士道」精神を象徴しているようで、世の政治家や経営者などにリスペクトされている。

なんと朝ドラ「マッサン」のモデルである竹鶴政孝もその1人。

ニッカウイスキーのエンブレム中央の兜は、山中鹿介の兜をあしらったものだそう。

「ゲゲゲの女房」をたどったら「黒田勘兵衛」と「マッサン」に行き着くという不思議。

安来市観光協会
「山中鹿介の兜がデザインされたニッカウイスキーのエンブレム」

http://www.yasugi-kankou.com/index.php?view=6208

思えば電車で偶然お会いした紳士は、富田城縁の神社・富田八幡宮の宮司さんであった。

短い時間に煮こごりのように濃いご縁がいくつもいくつも。

これも人生後半戦に向けて、ふるさと・大迫の御先祖様が導いたご褒美なのだろうか?(それともつなぎ石のおかげ?)

心豊かに安来駅に到着。再び山陰線に乗り、米子へ。

もう夕飯はどこでも良い。蟹でなくとも。

美味しそうなカレー屋の看板が目についた。

Photo

地元の人で店内は混んでいた。厨房が見えるカウンターの席に座る。

この店のシステムは、まずカレーの種類(欧風ビーフorインディア)を選び、次にトッピング(具材)を選ぶらしい。どちらのカレーもじっくり煮込んでいて美味しそう。店主の強いこだわりを感じる。

Photo_2           特別メニュー「鳥取カレー」がいかにも美味しそう。

 大山とりもも肉/白ねぎ/20世紀梨など鳥取づくしのカレーだ。即決。

Photo_3

おぉ、大山鶏がプリップリ。この鶏肉の美味しさは覚えている。

2年前、有楽町東京花巻事務所閉鎖が決まり、事務をしていたKさんとのお別れランチをした時、在京大迫人会の事務局長Oさんが銀座の老舗レストラン「銀座キャンドル」で「チキンバスケット」を御馳走してくれた。衣の軽さ肉のジューシーさ香ばしさに大感激した。その鶏肉が大山鶏だったのだ。

(「銀座キャンドル」をチェックしたら、なんと昨年の11月16日で閉店したという。

詳しくは住正徳(すみまさのり)氏のDaily PortalZ
2014年11月20日の記事「世の中で一番うまいチキンバスケット、最後の日」 http://portal.nifty.com/kiji/141119165660_1.htm

ボリュームのある鶏肉。ネギの甘さ。よく煮込んだインドカレー。そしてバターで炒めた20世紀梨が箸休めというかデザートになっている。思ったよりもバランスが取れていて、素晴らしい。

味にうるさそうな雰囲気の客が次々と入ってくる。この店を選んで良かった!

Photo_4             カレーを待つこん。右手奥にいるのが店長さん。

当たり前田カレー

facebook

https://ja-jp.facebook.com/pages/%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%89%8D%E7%94%B0%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC/183011148497420

食べログ

http://tabelog.com/tottori/A3103/A310301/31003466/

一見地味かもしれないけれど、私にとっては心豊かな1日だった。

Photo_5

米子のホテルで、ホッとするこん

明日はいよいよ最後の目的地、ゲゲゲロードへ。

つづく

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コメント

こんにちは。
私も新聞で見ましたラグビーW杯の開催地の事rock
白鳥は北帰行の最中だと思うけど、我が地域はまだまだ雪が多く畑も田んぼも見えていないので白鳥さんの休憩地にはならないんですwobbly
先日も~~~っと北の海辺近くの田んぼで白鳥さんが休憩していましたcoldsweats01
カレー・・・・・美味しそうheart01

ラグビーのニュースは、嬉しかったです!
白鳥、鷺、丹頂鶴など、寒い所で見るから美しいのでしょうか。
里山家のカレーも美味しいでしょうね!!

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