2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 12 | トップページ | 京橋の画廊で 村田林蔵「桜」日本画展 »

鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 13 最終回

2015年
3月21日(土)
先月の20日から私の心には暗雲が立ちこめていましたが、一昨日からやっと薄日がさしてきました。
さて、今年頂いた年賀状の中から。
アニマルトレーナーの宮沢厚さん。テレビ「志村どうぶつ園」で人気です。

Photo
彼とは夫婦共々飲み友達で、豪徳寺の「ひらめ」というお店の常連でした。
彼が監督・脚本で「ひらめ」を舞台に自主映画も製作。私は通称「たいへん娘」の役で2度出演&エンディングのイラストも担当しました。
完成した映画の上映会は中野で。「ひらめ」らしく、お酒もふるまわれる楽しい上映会でした。その宣伝に、我々出演者で「ちんどん屋」に扮して豪徳寺を練り歩いたのです。
兄がふるさとで「ちんどん屋」をやると聞いた時、当時のことが懐かしくなりました。

そんな宮沢厚さんからのお知らせは、
新作「ドリトル先生VSルパン3月21日スタートです!

見に来てくださいね!

阿蘇カドリー・ドミニオン みやざわ劇場
http://www.cuddly.co.jp/show/miyazawa/miyazawa.html
阿蘇の広大な風景。美味しい料理。楽しいショーまた行きたいです、熊本。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今度こそ鳥取1人旅レポートは最終回。

境港市の「水木しげるロード」の手前にあったお土産屋さんにて、「水木しげるロード」について聞いてみた。

「水木しげるロードができるまで、の本は置いてありますか?」
「ここにはないですね」
「私は岩手の花巻市でふるさと大使のような事をしています。この水木しげるロードは、このような規模の商店街では数少ない成功例だと思うので、参考になると思って来ました。」
「最初は大変でした。ブロンズ像が盗まれる事件があって、逆に注目されて、観光客が増えたのです。」
「そうでしたか」
「NHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』で注目された時が、ピークです。あの時は1日5万人も観光客が来て、大変でした。駐車場が足りなくて、5万人に対応できなかったのです。」
「5万人!すごいですね」
「でも、あれから下降線です。今は・・・」
「こんなオフシーズンに観光客が訪れているのは羨ましいですが。」
「まだまだです。毎年どこかしら観光地に行ってみますが、飛騨高山はすごいですよ。こちら(水木しげるロード)はですが、あそこはだから強いです。まだまだですよ。」
もっと話したかったが、お客さんが入って来て途切れてしまった。
店主さんは最後に
京都なんて、もの凄いですよ!」
と、私に投げるように声をかけた。

たぶんこの店主さんは「水木しげるロード」で中心になって活動されている人物なのだろう。最後まで熱い鳥取は境港市だった。

ここで「水木しげるロード」などのあゆみ

   年表               水木しげるロードのあゆみ             ブロンズ像
1992年(平成4年)        水木しげるロード、整備事業開始                  
1993年(平成5年)7月18日  妖怪ブロンズ像23体でオープン式典・除幕式      23体
           3日後「一反木綿」と「うわん」の像が盗まれ、全国ニュースに 
            9月19日  初代「鬼太郎列車」の運行開始                

2003年(平成15年)3月8日   「水木しげる記念館」がオープン               86体   

2005年(平成17年)7月15日  全国からスポンサー公募したブロンズ像27体に

                    水木しげる氏の手により魂を入れ込む入魂式を行う。  118体

                    11月3日 JR境線の16駅全てに妖怪の愛称名がつく。

         12月27日 公募ブロンズ像の追加設置で妖怪ブロンズ総数は118体に     

2007年(平成19年)3月8日 妖怪スタンプラリー「完走証」作成。                      

            3月21日「目玉おやじ列車」運行開始。これにより「鬼太郎・ねずみ男・

                                       ねこ娘・目玉おやじ」の4列車が出揃う。                    

2010年(平成22年)3月8日 「水木しげる夫妻」ブロンズ像建立。

          3月29日NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」放映開始         139体

          4月6日 「米子鬼太郎空港」愛称化決定                      

2012年(平成24年) 3月8日 水木しげる記念館リニューアルオープン

          5月4日 水木しげるロード入り込み客数、累計2000万人突破。

         12月25日 全国からスポンサー公募したブロンズ像11体設置。     153体  

参照:「水木しげるロード 妖怪ガイドブック」(第17版) 境港市観光協会/

    「水木しげるロード熱闘記」桝田知身著 ハーベスト出版

そもそも「水木しげるロード」は、どのようにして誕生したのか。当時市長であった里見哲夫さんによると、

「街づくりプロジェクト委員会は、昭和63年度に前市長が『緑と文化のまちづくり』を提唱され、スタートしたものだが、その前市長が急逝され、当時の助役であった私が受け継いだ」

「当時、国では竹下内閣時代でふるさと創世構想を打ち出し、自ら考え実践する地域づくり事業が、全国各地で取り組まれようとしていた。

プロジェクトチームは、女性を含む若手職員が中心で14名。美術館構想や音楽ホールなど、時あたかも平成元年を文化元年と銘打ち、様々な施設が調査研究された。水木しげるロードはその三年後くらいにプロジェクト委員会で検討されることになった」

「プロジェクト委員会で、水木妖怪のブロンズ像を設置する市の方針は決定したものの、ことはすんなり運ばなかった。市からの提案には、賛成する人がただ1人もいなかったのである。」

『今でさえ空き店舗がいっぱいあるのに、お化けの町になって人から忌み嫌われ、人が来なくなったらどうするんだ』

『歩道の拡張によって車道が狭くなると、バスが通れなくなる』

これに対し職員たちは根気強く地域住民に対して説得を繰り返した。一軒一軒まわって歩いた事もあったという。

「水木しげるロード熱闘記」を読むと、このプロジェクトがコツコツと20年以上かけて作られた、苦闘の末のロードなのだと、わかる。だから、揺るぎないのか。

今では小さな商店街が、鳥取を代表する人気スポットになったのだからもの凄いことだ。

「ゲゲゲの女房」放映時のフィーバーが落ち着いた今、訪れて良かった。

花巻市や大迫も、境港のように元気な街になってほしい。

  

 境港駅から米子空港へは、再びJR境線に乗る。今度はどんなラッピング電車だろう

※以下の写真は、クリックすると拡大します

Photo_2

 こなきじじい列車」だった!

Photo_3Photo_4 

 あなうれし。一反木綿とねずみ男。 

 

Photo_5Photo_6 

 天井その1

 

Photo_7                          天井その2

Photo_8

 天井その3

なんて素敵なんだろう。抜けるような青空をバックに、猫娘や座敷童が笑ってる。

Photo_9

 

汲めども尽きぬ宝物だらけの境港市。

鳥取は楽し。またいつか訪れたい。今度は砂丘美術館がオープンしている時期に。

月山富田城や山中鹿介像にも会いたいし、よく日本画のモチーフになる「国宝 投入堂」も見たい。そして、今度こそ美味しいかにをいっぱい食べるぞ!!

Photo 米子空港を離陸。雲海が、大きな布団綿のようだ。

長い旅を終えて、JR南武線登戸駅に到着。

Photo_2

なんと岩手のキャラクター「わんこ兄弟」ののぼり!

「いわて冬期観光キャンペーン」であった。嬉しい。

Photo_3

地元花巻市石鳥谷町出身の漫画家・池野恋さんの代表作「ときめきトゥナイト」をもじって、「ときめきいわて」。雪遊びと温泉と賢治とお酒と・・・岩手もがんばれ!!

登戸駅前の「食彩館」というスーパーへ。旅から帰って「主婦」モードに。

やれやれ現実〜。

スーパーに入ったら、あれ?流れているメロディは・・・

♪♪♪・・・・・・・・・・

「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」

byいきものがかり!

神様、ありがとうございます。感謝感謝。

今回の旅は、なんといっても旦那様に感謝。

「何かあった時のために」と、持たしてくれた3万円。

タクシー代に、贅沢に使わせていただきました。

鳥取や島根であった、タクシーの運転手さん、ホテルの方々、様々なお店の方、無事に飛行機を操縦してくださったパイロットやCA、「水木しげるロード」を作って盛り上げてくださった地元の皆様、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」関係者の皆様、

水木しげる先生布枝夫人

この旅のきっかけを与えてくれた、「こんとあき」の作者林明子さんと福音館書店様、

ありがとうございます!

こんとあき」と出会ったのは、娘のおかげだから、娘にも感謝。

そして最後に、ここまで辛抱強く読んでくださった方々、ありがとうございました!

これにて「鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード」の巻終了。

どんどはれ

« 鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 12 | トップページ | 京橋の画廊で 村田林蔵「桜」日本画展 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまでした!
今回の旅行記は読み応えがあって本当に面白かったです!
ブログにまとめるのも大変だった事でしょう。

特に境港は、本当に隅々まで見せて頂いた気がして嬉しいです。
街も水木しげる記念館も細かいところまでこだわって作り込んでいるのですね。
詳しい解説も有り難かったです!
聖地とのお別れが、あの素敵な天井絵だったのもキュンとしました。

”こん”も大冒険☆
日本海を見つめる姿が印象的でしたよ。

そして地元に帰って、スーパーで「ありがとう」とは…ミラクル!

-------
自主映画「ひらめ」の「たいへん娘」も気になります〜♪

moeさん、早々にありがとうございます。
かなり盛り込み過ぎてしつこかったかも〜
水木しげる記念館は、中もお見せしたかったです。

こん、ちょっと荷物(!)だったけど、大活躍でした。
歩き出したら、怖いけど。

「たいへん娘」は役名が別にあるけど、「たいへん、たいへん!」と
いつも言ってるから通称「たいへん娘」に。映画見せたいです。

お疲れさまでした。
最後の電車もすごいですscissors
ぜひ1度行ってみたいなぁ・・・・と思っちゃいました。
実は私もゲゲゲの鬼太郎の本何冊か持っているんですcoldsweats01

里山さん、こんにちは!
ゲゲゲの鬼太郎は、皆さん好きですね。
「水木しげるロード」が成功したのは、それが
一番の要因かも。
何度も何度もアニメ化や実写映画化、それにドラマや映画にも!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1167966/59338514

この記事へのトラックバック一覧です: 鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 13 最終回:

« 鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 12 | トップページ | 京橋の画廊で 村田林蔵「桜」日本画展 »