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鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 12

2015年
3月16日(月)
昨日は従兄弟が出演したコーラスのコンサート(初台オペラシティ)へ。帰りに新宿で途中下車。

いつもの東口「ベルク」でいつもの黒ビール。お隣の賑やかな3人組が緑色のクローバーみたいなメガネを持ってます。何だろう?と、耳ダンボで聞いていたら

聖パトリックデーだからね〜」

と。ギネスビールでは聖パトリックデーにちなんで、昨日はビールが安くなったりのイベントがあったそうです。

Photo クローバーじゃなくて「シャムロック」という葉でした。

「(あなたも)聖パトリックデーだからギネスなんですか?」

「私はここでは黒ビールを飲むと決めているので」

嬉や。アイルランドの「聖パトリックデー」を無意識に祝っていたとは。

気のせいか、黒ビールを飲む人が多い気がします。

明日は3月17日「聖パトリックデー」当日。何かしら「緑色」を身につけねば。

アイルランド・・・鳥取の次に訪ねたい場所。

厳しい土地柄だけど、とても文学的に豊かな点が、青森県に近い気がします。

それは池波正太郎の「愛蘭土紀行」と太宰治の「津軽」を読んで感じたこと。

でも、青森も実は行った事がない。アイルランドの前に青森に行かねば。

鳥取一人旅の記事は、そろそろ終盤。

※以下の写真はクリックすると拡大します

「水木しげる記念館」に到着。ここは水木しげる教(?)の総本山ともいえる場所。すべてはここに通じる。
Photo_8
のんのんばぁとおれ

右は幼い頃の水木しげる。
のんのんばあは、しげる少年が小さかった頃、しょっちゅう預けられていたおばあちゃんで、昔話や妖怪話を色々聴かせてくれたそうな。今の水木しげるの創作活動の源(みなもと)。NHKでドラマ化もされました。

Photo_9                     「山高帽の水木しげる先生」

紫綬褒章を受賞した時の水木しげる氏の姿がモチーフ。博物学者、生物学者、民俗学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)に扮している。

南方熊楠:1867(慶応3)年〜1941(昭和16)年。和歌山県生まれ。

昭和4年に昭和天皇が和歌山を行幸した折、田辺湾の神島にて南方熊楠がシルクハット(山高帽)をかぶって、粘菌について御進講。生物学研究者でもある天皇は時間を延長して楽しまれた。最後に、南方熊楠は(献上物は桐の箱などに入れるのが通常のところ)森永キャラメルの空き箱に粘菌の標本を入れて昭和天皇に献上した、というのが有名なエピソード。

1962年、昭和天皇は33年ぶりに和歌山を訪れ、神島を見てこう詠んだ

雨にけふる神島を見て 紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ

「文芸ジャンキー・パラダイス」サイト「あの人の人生を知ろう〜南方熊楠」より↓

http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic32.html

私は南方熊楠も好きなので、つい長くなってしまった。

水木しげるは「猫楠ねこぐす)」という南方熊楠の伝記マンガも描いている。自らを「南方憧憬(しょうけい)病」にかかっていると表するほど、彼をリスペクトしている。そういえば、水木しげるもまるで民俗学者のようだ。

いよいよ建物の中へ。

Photo

等身大の水木しげる先生の隣で記念撮影!

※この写真は拡大しません

Photo_10            等身大のこんに驚いている、等身大の水木先生!

Photo_11

 「目を回すこん

マンガのコマみたいな画面の前で。

建物内で撮影できるのは、ここまで。

以下、ガイドブック(るるぶ)や水木しげる記念館公式HPより参照↓

http://mizuki.sakaiminato.net/

eye水木しげる漫画ワールド

水木先生の貸本時代の作品から近年の作品まで水木漫画を鑑賞できるコーナー。先生が収集している世界の民芸品なども公開。

eyeねぼけ人生の間

実際に先生が着用している仕事着や水木プロダクションの貴重な資料も展示。

ファンにとって垂涎のコーナーは、先生の仕事場の再現!ドラマにも出て来たおびただしい数の漫画の資料ファイルに注目。

eyeのんのんばあとおれ

少年時代の先生がまかない婦の老婆「のんのんばあ」に聞いた、創作の原点でもある妖怪たちのオブジェを展示。今にも動き出しそうな妖怪オブジェは必見!

他に、先生の直筆絵画が展示してあるeye水木ギャラリー

妖怪たちが潜む洞窟。7色の照明が変化eye妖怪洞窟

全国各地の妖怪分布図を展示eye妖怪ひろば

書き下ろしの絵巻は圧巻!水木先生の幼少期から戦争体験、漫画家としての歩みなどを絵巻にしたeye人生絵巻の回廊

そして、胸がつまってしばらく動けなくなってしまったコーナーは

eyeゲゲゲの食卓

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台である、水木家の暮しや私物を鑑賞できるコーナー。テレビやテーブル、食器などがどれも質素で懐かしい。布枝夫人が、必死に家庭を支えていた様子が伝わってきて、胸が痛くなる。

もう一度ドラマを第一話から振り返りたくなった。

個人的には、父は大正15年、母は昭和4年生まれ。私は1962年生まれだから、ドラマの主人公たちは親世代で、生まれる子供たちは自分と同世代。そういう意味でも「懐かしい」気持になるドラマだった。

水木しげるは1922(大正11)年生まれ。3月8日に93歳のお誕生日を迎えられた!

おめでとうございます!

最後にeye妖怪庭園へ。

Photo_12

                        「鬼太郎の家

このツリーハウスは、アニメのオープニングに出て来て、とても憧れた家。

Photo_13

鬼太郎の家を訪問するこん

Photo_14 「妖怪庭園」の松。見事な枝振り。よく見るとあちこちに妖怪が。

名残惜しいけれど、建物の外へ。

Photo_15

                トイレ表示も可愛くデザインされている。

Photo_16

鬼太郎(赤ん坊)とお父さん」とこん。

「水木しげる記念館」を出て再び「水木しげるロード」を境港駅に向かってUターン。

「どうぞ、お休みくださ〜い」

と、呼び込みのお嬢さん。その手が指し示す方向に看板が見えた。

ゲゲゲの妖怪楽園

確かガイドブックにも載っていた妖怪テーマパーク。

ずっとハイになっていたので、疲れていることにも気付かなかった。休もう。

Photo_17 ゲゲゲのグッズも豊富に販売してるし、カフェもある。建物が木造のせいか和む。

カフェラテを注文。ラテアートを選べるので、「一反木綿」をリクエスト。

Photo_18

テーブルには、「総員玉砕せよ!」の文庫版がくくりつけてある。注文した品を待っている間に読む漫画としては、かなり刺激が強いだろう。でも、ここは境港だから、違和感はない。

「総員玉砕せよ!」は、私にとっては思い出深い作品である。

大学時代、新宿の紀伊國屋書店で「水木しげるサイン会」があった。友人のH美ちゃんと一緒に列に並んで、この本(の単行本)にサインをしてもらい、氏と握手してもらったのだ。その時の事は5年前(「ゲゲゲの女房」放映時)のブログに書いている。↓

水木しげるさんの右手は力強かったー1

http://miso-oyaki.cocolog-nifty.com/miso717/2010/04/post-3d3b.html

水木しげるさんの右手は力強かったー2

http://miso-oyaki.cocolog-nifty.com/miso717/2010/04/post-68f6.html

水木しげるさんの右手は力強かったー3

http://miso-oyaki.cocolog-nifty.com/miso717/2010/04/--3-25a0.html

今読み直すと、「水木しげる愛」が熱過ぎて恥ずかしい。

Photo_19

これがコースター。いいでしょう?お土産に、こっそり持ち帰る。

Photo_20

おぉ、見事な一反木綿。飲むのがもったいない。

お休み処を出て振り返ると、

Photo_21 巨大な「がしゃどくろ」が!でも全然怖くない。水木しげるの妖怪たちは、怖くないから不思議。たぶん水木氏が深い愛情を持って妖怪たちを描いているからだろう。

まだちょっこし、妖怪ブロンズ像の説明を続ける。

Photo_22

雪女

妖怪世界の「女王」。まさに「クールビューティー」。

Photo_23

「サラリーマン山田」(メガネ出っ歯)

水木作品に度々登場する名わき役。モデルは水木しげるの貸本漫画を出版していた桜井昌一。「ゲゲゲの女房」で梶原善演じる戌井(いぬい)慎二は桜井がモデル。

Photo_24                         「たんころりん

柿の実を取らずにそのままにしておくと、たんころりんになる。宮城県。

顔は怖いけど、元が柿だと思うと笑ってしまう。

Photo_25

                       「1つ目小僧

              目がでかい!「豆腐小僧」に少し似ている。

最後は、「べとべとさん

Photo_26

お口の中はお賽銭でぎっしり。笑いが止まらない、といった風情。

まだまだ妖怪はおでましだけど、この辺で。

「水木しげるロード」を離れる前に、あるお土産屋さんで色々聴いてみた。

つづく

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コメント

お疲れさまでした。
私も1度行ってみたくなりましたpaper

記事の途中でアップしてしまいました。
あと1回で終わりです!

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