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鳥取〜こんと砂丘とゲゲゲロード 6

2015年
2月22日(日)
昨日は亡くなった父の誕生日。そして、今朝大好きな叔母の訃報を知りました。
太陽のように、周囲に温かな愛を注いでくれた叔母。私の兄弟、いとこ達、皆彼女にお世話になりました。私も学生時代〜結婚直前まで迷惑をかけました。
最後まで、笑顔が素敵で、音楽が大好きで、周囲の人々に好かれている、チャーミングな人でした。
父と妹である叔母は第二次大戦中、東京の大学生(早稲田と日本女子大)で、軍需工場で働いていました。祖父が結核で亡くなった報を知り、二人煤だらけになりながら、すし詰めの汽車に乗り、岩手に帰ったそうです。
昭和20年2月15日。当時父は20歳。叔母は18歳。
父は東京で空襲に3度逢っています。
そんな話を横浜の叔父から聴いたばかりでした。

「早池峰の賦」の監督羽田澄子さんに、1月インタビューしました。

父の思い出話を色々話して下さいました。

「今、どんな映画を撮っているんですか?」と最後に伺ったら、
「学徒動員の映画を作っています。私は学徒動員で中島飛行機の武蔵野工場で働いていました。旋盤工だったんですよ。今世の中がおかしくなっているでしょう?だから、最後に学徒動員、軍需工場のことを撮っておかなければと思うのよ。」
「昨日届いたばかりなの」という、本棚と、机がまぶしい。机の上にはデスクトップの真新しいパソコンが据え付けてありました。

監督は、父と同じ大正15年生まれの89歳。驚くべきバイタリティ。

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私には、2つ目の夢があった。
海と地続きみたいな温泉に入ること
テレビの旅番組で見て憧れていた。なんとも開放感があって、気持良さそう。
丁度鳥取砂丘と境港のゲゲゲロードの真ん中あたりに「はわい温泉」という、湖に手が届きそうな露天風呂があることを知った。
海ではなく湖だけど、とても気持良さそう。旦那さんに希望を伝えたら、行程に加えてくれた。

倉吉に到着。駅前のコインロッカーにスーツケースを預けようと思ったら、最後のロッカーを女性2人連れに使われてしまった。
荷物を引きずって、バスで「はわい温泉」に向かう。
すぐに観光案内所に行く。若いお兄さんが担当。

ガイドブックに大きく載っていたホテルは、団体さんの予約が入っていて(誰かさんの叙勲のお祝いパーティーのよう)、本日は「日帰り入浴」はできないそう。

残念!
その代わり、別の日帰り入浴ができるホテルを紹介してもらった。
それが「千年亭」。なんと日帰り入浴を始めたのは、そこが最初だし、東郷湖に一番面しているのは、千年亭だということ。
やはり私はツイている。

東郷湖の周囲には、温泉がいくつもあり、「はわい温泉」のエリアと、少し離れて「東郷温泉」のエリアがある。

次の倉吉発15:30まで、少し時間がある。
ちょっと離れた東郷温泉の近くに「日本一の中国庭園・燕趙園(えんちょうえん)」があるそうなので、そこも行きたい、と相談してみた。

でも、「はわい温泉」と「東郷温泉」の間にバスは通ってないとのこと。

これも宿題。

スーツケースをガラガラ引きずって、1キロ程先のホテルに向かった。

Photo
ここが「千年亭」。

家族連れや団体さんでホテルは賑わっていた。
スーツケースをフロントに預け、タオルを借りて、いざ入浴!

先約がいた。女性3人。どうやら団体さんのよう。
1人が湖に面した岩の上に座って、上半身を風にさらし、とても気持良さそう。彼女たちの会話に耳を傾けつつ、私も早くその岩に座りたい、と希望した。
Photo_3

       「千年亭」湖上露天風呂

千年亭HP→http://www.sennentei.net/

視界が180度開けていて、なんという開放感だろう。まるで、湖の中にいるよう。

温泉で身体はじんわり温まりつつ、湖から吹く風がひんやりと心地いい。

湖上には鳥が連れ立って羽を休めている。手を伸ばせば届きそうだ。

よかった。鳥取に来て良かった。色々頑張ってきたご褒美を、1人で満喫した。

おもしゃげねがんす。これも旦那さんのお陰でがんす。

日帰りなので、服に着替えて、ホテルを出て、また観光案内所に行った。

さっきのお兄さんが「レンタサイクルもありますが、どうでしょう?」と提案してくれた。

NHK BSの火野正平が頭に浮かぶ。土地勘がない所を自転車に乗って・・・

自信がない。

その前にホテルのフロントにスーツケースを預けていた事に気がついた。

あわてて、またトコトコと「千年亭」に。やれやれ。一事が万事こうなのだ。

スーツケースを受け取って、私は決めた(スーツケースで自転車は乗れないし)。

またまたタクシーに身を託したのだ。

あっと言う間に「燕趙園(えんちょうえん)」に到着。

Photo_4 ドラマ「西遊記」のロケも行われたそう(左の看板)。門に見とれていると、

「中国雑技ショーが始まりますよ〜!!」と受付のお姉さんが叫んでいる。

その声に押されるように、切符を購入して、中国庭園の世界に突入。

スーツケースはコインロッカーに預けて(ホッ)、園内を廻る。

「燕趙園」についてガイドブックによると
日本最大級の中国庭園。鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された。
園内には飛雲瀑や臥龍廊をはじめ、歴代の中国皇帝が理想とした
といわれる景色が次々と現れる。連日のように行われる各種イベントも楽しみだ。

燕趙園HP→http://www.encho-en.com/%E6%96%BD%E8%A8%AD%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

園内に入ると、まるで山水画の世界の中にいるようだ。ここが日本とは到底思えない。

※以下の写真は、クリックすると拡大します

Photo_5

お祭りの時に舞われる龍のよう。HPの動画で見ることができる。

Photo_6                  臥龍廊(がりゅうろう)と一覧亭(いちらんてい

Photo_8

七星橋(ななほしばし)と知春亭(ちしゅんてい

Photo_9                       

                    七星橋と迎水坊(げいすいぼう
特に「七星橋」のアーチの見事なこと。残念なことに、橋を渡ることはできないが。

Photo_10
臥龍廊わきの土塀。中国的な曲線と、湖とのコントラスト。

Photo_11
                       臥龍廊内。天井。
             日光東照宮を思い出させる、色鮮やかな装飾。
      この押し出しの強さは、正に中国。日本の「侘・寂」とは対極の表現。 

Photo_12
臥龍廊を登り切った展望台が一覧亭。赤い柱に縁取られた、湖。
中国の古の皇帝や女官たちが、景色を眺めている様子が浮かんでくる。

Photo_13         庭園の中には、洞窟もある。人口の洞窟は初めてだ。
                      これは洞窟の案内板。

Photo_14

洞窟の入口。小さい。

Photo_15                    洞窟内の岩に「福」の文字。

                  こういう感覚が、日本と違う。

          そして岩の前ばかりではなく、「福」の文字の中にもお金が。

Photo_16

 飛雲瀑(ひうんばく)

「飛んでいる雲霧のように流れ注ぐ滝です」

(パンフレットより)

中国の水墨画そのもの。この岩の中に洞窟があった。

Photo_17                     梧竹幽園(ごちくゆうえん

                 真ん中の岩のフォルムに驚く。

            ゴツゴツした岩と、塀の曲線の対比が面白い。

他にもまだまだ見所はあったが、この辺で。中国雑技ショーは見ないで失礼する。

ここは、年間で中国らしい様々なイベントがあるし、チャイナドレスのレンタルもあり、いい思い出になりそう。

さて、お腹がへった。2時近いがお昼を食べていなかった。

ガイドブックにも載っていた近くの「レストラン吉華」が美味しそうだ。園のすぐ近くなのに、私は逆方向に歩いていて、「道の駅」に聞いて、7分ほど歩いてようやく到着。

名物の牛骨ラーメンを注文する。

Photo

         牛骨の澄んだスープが美味しい。麺も程よい加減。

これは他にはないラーメン。歩き疲れた身体に染みる。何故か茶碗蒸しつき。

ここで、岩手の母からメールが。いとこの林蔵(日本画家)さんの描いた中尊寺のハンカチの画像が送られてきた。いとこより私の宣伝をしてほしい。応援してほしい。

切なくなる。

と、正面のメニューを見上げたら、なんとその上に宮澤賢治の「雨ニモマケズ」が木製の額が掲げてあるではないか!

Photo_2

何故に?会計の時に尋ねてみた。女将さんは「趣味ですよ、趣味」と。

たぶん店主さんがお好きなのだろう。

本当に、どこに行っても賢治さんに打ち当たるのだ。

そこから、またタクシーを呼んでもらって、倉吉駅前へ。

次の「スーパーまつかぜ7号」(倉吉発15:50〜米子着16:20)まで

時間がある。倉吉駅前のショップで試食販売をしていた。

大好きなキクラゲを加工した商品。紫蘇味が美味しいので、1個購入。

そして、コインロッカー前の喫茶店に入って、お茶をする。

ここは私の職場にある喫茶に似た温かい雰囲気があった。どの椅子にも手作り座布団が敷いてある。

目の不自由な紳士が丁寧に折り紙を折っていた。その折り紙は人気らしく、喫茶店のスタッフの御婦人がしきりに感心していた。

Photo_3                       コーヒーとわらび餅。

もっとゆっくりしたかったが、そろそろ時間だ。スーパーまつかぜで米子へ。

Photo_4

車窓を眺める、こん。今夜は米子泊まり。

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