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早池峰神社向かいの大和坊のお食事

2014年
8月22日(金)
ここ2,3日の暑さには参っています。
昨夜の寝苦しさといったら!
でも濡れタオルを首の後ろにかけて、両端を両脇の下に挟んで寝たら、グッスリ眠れました。
太い血管が通っているところを冷やすと、身体が冷えるそうなので。
しかし、急に暑さに耐えられなくなった訳は、お盆に帰った岩手が
肌寒いほどの涼しさだったから。

8月13日の新幹線が取れなかったので、12日に行って、早池峰山の麓の岳部落の宿坊

「大和坊」に初めて泊まりました。
宿のおばさんの楽しいおしゃべり。岳神楽の故小国誠吉さんの事も教えてくれて、まるで

百科事典のようです。
Photo
山菜づくしの夕食!山女の甘露煮は、骨まで柔らかなので、頭から全部いただけました。
左上はすいとん。これも懐かしい料理です。どれも涙が出そうなほど美味しかったです。

Photo_2 大和坊は早池峰神社の目の前。翌朝は5時に起きて、散歩しました。
Photo_3
早池峰神社参道。昨年大雨でぐしゃぐしゃだった参道ですが、前の花巻市長の大石さんがなんとかやりくりして綺麗になったそうです。有り難い。
Photo_4 岳妙泉寺跡。今回はこのお寺の歴史を再確認するのが目的でもありました。
南部藩と関係が深く、京都仁和寺の直末寺という由緒あるお寺でしたが、明治の廃仏毀釈制度によって廃寺になりました。
Photo_6
現在残っている妙泉寺の建物は、庫裏(くり)=(お坊さんが寝起きする建物)のみ。
寂しい限りです。
妙泉寺のお宝など詳しい事は、伝習館にあるとのこと。
Photo_7 「大迫郷土文化保存伝習館」は、早池峰神社のすぐ脇の道から入ります。
ここの展示物を見て、解説を詳しく読めば、岳妙泉寺について、残らず知る事ができました。昔の早池峰神楽の衣装や小道具なども展示してあって、楽しい。
Photo_8
早池峰神社境内脇にある、しだれ桂。この木が原木です。
Photo_9 しだれ桂の葉。抹香の原料になったそうな。
このしだれ桂には、可愛い伝説があります。今回の旅の第2の目的は、このしだれ桂を見ることでした。

Photo_10
神楽の舞台です。夏の例大祭は、さぞかし賑やかだったことでしょう。

第一の目的は早池峰山の麓の「七折の滝」を見る事でしたが、
熊が出没するそうで、泣く泣く諦めました。

Photo
大和坊のおばさんも朝熊を見かけたそうで、
「絶対七折の滝の方には行かないで!」と、強く言われました。
それで、気を取り直して伝習館を見たり、岳妙泉寺の説明板を写したりしたのです。
お陰で、6月のバスツアーではイマイチだった知識も、しっかりしてきました。

そうこうしているうちに、お腹がすいてきました。
Photo_11 大和坊の朝食です。大粒の納豆が嬉しい。ご飯をいただきながら、おばさんのおしゃべりがまた楽しい。ご近所や神楽関係の話題を沢山仕入れることができました。
大和坊さんのお宅は柳田といって、御子息も岳神楽の舞手です。
Photo_12
広い和室に、宿泊者は私1人(お盆中だからか)。贅沢な時間です。

柳田家の権現様。この権現様は小国誠吉さんからいただいたそうです。
映画「早池峰の賦」は、ドキュメンタリーですが、主人公は小国誠吉さんと言ってもいいでしょう。神楽は上手いし、いい男。常に口にくわえたタバコが粋で、まるで侍のよう。
大和坊のおばさんのお話では、「たばこ葉の仕事をしながら、神楽のリズムを口ずさんでたな。」と。そんなエピソードを聴くのが楽しい。
朝食後、部屋でウトウトしてから、また早池峰神社に行って、看板の写しの続きをして、
昼食です。バスは1時すぎでしたので、「昼食はどこかで食べられませんか?」と聞いたら
「この辺には何もない。家ので良かったら食べでって。」と、涙が出るような言葉。
つまり柳田家のお盆料理をいただくことになったのです。
おもしゃげね。(申し訳ない)

Photo_13
お赤飯と煮しめとてんぷら。豪華です。実家の料理と似ています。
お墓参りには、お盆のお料理を細かく切って、葉っぱ(昔は蓮の葉)に乗せて、
こ供えます。
これに加えて、おばさん特製の手作りところてんと、茎わかめのスープが出ました。
Photo_14

手作りところてん。なんと味噌に漬けるそうで、固めに作っています。
形状といい、固さといい、味といい、ところてん観が変わりました。
味噌がしっかり染みていて、美味しかったです。
大和坊、本当にお世話になりました。
いよいよ出掛けようとしたら、お向かいの「和泉坊」の同級生に会いました。
彼も岳の舞手です。これからバーベキューをするところのよう。
彼には、14日の夜同窓会で再会しましたが、神楽公演が忙しいらしく、
「ロシアやパリにも行って来たけど、今度インドにも行くんだ!」とのこと。
どこの国でもすごい喜ばれているようです。
インドでの早池峰神楽公演。私もついて行ってみたいものです。

さて、大和坊は一泊でしたが、ギュッと身の詰まった濃い時間でした。

秋になると、「神楽ツアー」の予約客が入り、忙しくなるそうです。
また宿坊に泊まり、今度こそ七折の滝に挑戦したいと思います。

Photo                     これが「七折の滝」です。

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