向田邦子のわかめ炒め
7月26日(土)
いわゆる猛暑の熱気に徐々に身体が慣れてきました。
こうなったら、暑さの波に身を委ねるだけです。
南国の人々のように、日中はダラダラと過ごしたいものです。
久しぶりのブログも、ゆるくいきます。
ある晩、夕食を食べ終わった器をシンクに重ねたら、「新宿の目」みたいになりました。
「新宿の目」は、新宿西口地下スバルビル前にある大きなオブジェ(壁面彫刻?)です。
西新宿の地下広場を都庁へ向かうと、
スバルビル地下の壁面にその目はあります。
アクリル製の巨大なこのオブジェは、
1969年、彫刻家&壁画アーティストの宮下芳子さんによる作品です。
瞳と目頭と目尻の3カ所がゆっくりと回転するこの巨大な目は、
波打つアクリルの屈折により、幻想的にウルウルと瞳を潤ませています。
「スバルブログ」より→http://members.subaru.jp/blog/2008/06/post_199.html
「新宿の目」を製作した宮下芳子さんの言葉は、こちらに↓
http://www.latelier.co.jp/public/arts/art_public_b1.html
NHK「知恵泉」という番組を見たら、久しぶりに向田邦子さんの
「わかめの炒め物」を作りたくなりました。シンプルだけど、美味しい。
わかめを入れると、油はねがすごいので、ふたを上手に使うのがコツ。
ごま油とわかめのプリプリした舌触りがなんとも気持がいい。
「色っぽい料理」と表現したのは、番組のゲストに出演された脚本家の筒井ともみさん。
赤坂の「ままや」は、TBSでアルバイトしていた頃に、お店の前を通りかかったことがあります。でも、当時は大学出たての娘っこだったので、そんな粋なお店には縁がありませんでした。一度でものれんをくぐってみたかったものです。
番組を見て、今自分が向田邦子さんが亡くなった年齢になっていると知って愕然としてしまいました。比べるのもおこがましいですが、向田さんの膨大な仕事量に比べて、自分は「まだ何も残していない」事に。
向田邦子さん。見事に生ききった人生だったのだな、だから今も輝いているのだな、と憧れと尊敬を新たに致しました。
わかめの炒め物の作り方は
「A.diary ほっと一息おうちバル」より↓
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