2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 4/22の「あさイチ」は、JAPAなび「花巻/盛岡」です | トップページ | 「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」は後からくる »

映画「奇跡のリンゴ」で涙&心あったかに

4月24日(水)
小さな頃の記憶はリンゴの匂い。

昔りんご園を経営していた実家では、玄関先でリンゴを売っておりました。

印度、国光、むつ、ゴールデンデリシャス、紅 玉・・・今はあまり出回らなくなった種類のリンゴたちが木箱にぎっしりありました。「ただいま」小学校から帰ると、りんごの甘い匂いが迎えてくれる。
そんなことを思い出す映画を冷たい雨の日に見ました。

奇跡のリンゴ

Photo

Photo_2

1975年、青森県弘前。リンゴ農家の木村秋則(阿部サダヲ)は、妻・美栄子(菅野美穂)の身体を心配していた。美栄子は年に十数回も散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日寝込むこともあったのだ。
そんな妻を思い、秋則は無農薬によるリンゴ栽培を決意する。
しかし、無農薬でのリンゴ栽培は”神の領域”といわれるほど”絶対不可能”な栽培方法。数え切れない失敗を重ね、周囲の反対にあい、妻や3人の娘たちも十分な食事にありつけない極貧の生活を強いられる日々。それでも諦めなかった秋則は、11年に渡る苦闘と絶望の果てに常識を覆すある真実を発見するー。
                               (「奇跡のリンゴ」チラシより)

冒頭から、木村少年の何でも分解しないと気がすまない、研究熱心な質が描写されます。

テレビでもオートバイでも分解しちゃうので、家族はたまりません。でも母(原田美枝子)はそれを暖かく見守っています。風変わりな木村青年は当然のように理系に進み、都会に出るのですが、実家のリンゴ農家を継ぐことになります。最初はいやいやとリンゴに関わっていたのですが、愛する妻が農薬で健康を害していることを知り、俄然従来の研究熱に火がつきます。

阿部サダヲの一生懸命で無邪気で妻をこよなく愛してる様が伝わってくる。子どものような純粋さが胸を打つ。それを女神のように見守る妻役の菅野美穂。周囲の厳しさから夫や子どもをたくましく、しなやかに包み込む。ベテラン山崎努が婿の無農薬へのこだわりを、自らの戦争体験から理解を示す場面、周囲の農家の反発をやんわりと説得する場面が胸を打つ。そして可愛い3人の女の子たちのけなげさ。

これは風変わりな1人の男が無農薬のリンゴを作った話ーというよりは、

1つのことに邁進する夫とそれを大きな心で見守る「奇跡の家族」の物語。

岩手よりもさらに保守的であろう青森の農家で、無農薬を貫くのは容易なことではないだろう。「リンゴは農薬まみれだから、必ずしっかり拭いてから食べるの」と言われて私も育った。農薬散布がリンゴ栽培には欠かせないものと思い込んでいた。

「本当かね。実話だって?よく頑張ったな。」

だから「奇跡」なんだ。木村さんのリンゴはインターネットで販売していて、数分で売り切れる人気なそうだ。

この映画の試写会は、東宝の試写室でありました。

我が在京大迫人会主催の近隣ふるさと会の会合に合わせて、事務局長のOさんが東宝の社員なので、「皆さんに映画を観ていただきたい」と、特別にアレンジしたもの。

舞台は青森だけど、近隣ふるさと会の方々は皆さん岩手出身で、りんごの風景が懐かしいいらしく、

「いい映画を見せてもらいました。ずっと涙が出て止まりませんでした。」

「うちもリンゴを作っていたので、懐かしいです。」

の声しきり。

春。梅、桃、桜と花々が咲く季節、フィナーレを飾る白い白いリンゴの花。

この映画のもう1つの主役は自然。季節を追ってリンゴを見せてくれた、監督やスタッフに感謝いたします。ありがとうありがとう!

東北の皆さんに特に観てほしい映画です。

映画「奇跡のリンゴ」は6月8日(土)から東宝系でロードショー。

「奇跡のリンゴ」公式HP↓

http://www.kisekinoringo.com/

« 4/22の「あさイチ」は、JAPAなび「花巻/盛岡」です | トップページ | 「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」は後からくる »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1167966/51354464

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「奇跡のリンゴ」で涙&心あったかに:

« 4/22の「あさイチ」は、JAPAなび「花巻/盛岡」です | トップページ | 「聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと」は後からくる »