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田中一光展にて(1)活版印刷のワークショップに参加

11月11日()ポッキーの日
昨日、六本木ミッドタウンの21_21デザインサイトにて、
田中一光とデザインの前後左右」展を見に行きました。
お天気が良かったせいか、小さいお子さんを遊ばせる、おしゃれなママがけっこういらした。

Photo
シンプルで力強いです。

21_21デザインサイトは、本当にいい企画を次々と打ち出しています。

昨年と今年の東北関連の企画がとても充実していました。

学生時代(デザイン専攻)から敬愛してやまない、田中一光。

デザインの神様のような方です。

今回の展覧会は、様々な関連行事が嬉しい。

会期は9/21〜2013/1/20と長いのですが、どうしても昨日行きたかった。

それは、活版印刷のワークショップshineがあるから。

※21_21デザインサイト公式HPより
「田中一光とデザインの前後左右」関連プログラム
「活版印刷」のワークショップ第一弾↓

http://www.2121designsight.jp/program/ikko_tanaka/events/121110.html

活版印刷の道具って、初めて見ます。鉄の重みがなんともいえません。

ハガキ大のカード7色から、好きな色を1枚選んで、

決められた文章を印刷します。私は黄色を。

いよいよ私の順番が来ました。待ち針が3本打たれてます。

紙の方向はOK。下の待ち針に合わせて置きます。?でも上の白い待ち針の上に。

そこで、丁寧に指導されます。

「下に合わせただけでは、不完全ですね。

右からすべらすようにすると、白い待ち針で止まります。これで位置が決まります。

では、左のレバーをゆっくり引いて、下まで降ろしてください。」

(いよいよ!)

そして、「力を入れて押してください。」(グッグッ)

「できました。綺麗にできましたね。」

「インクに触らないように出してください。」

(出来たものを、隣のスタッフに)

「インクは明日まで乾かないので、触れないようにしてください。」

と言って、ハガキは白い封筒に入れられました。楽しみ楽しみ。

Photo_7 これが、完成したはがき。いいでしょう?活字がくっきりしています。

田中一光のデザインに対するポリシーが、文章に選ばれました。

いい記念になりました。大切にします。

オールライト工房 HP↓

http://www.allrightkoubou.com/index.html

2002年に71歳で永眠された田中一光。

2003に現代美術館にて回顧展があり、私も足を運びましたが、亡くなられて10年。

「デザインの前後左右」と題するように、今回は田中一光の仕事を、くまなく網羅しようとする試み。

展示のスタートに掲げられた展覧会ディレクターの小池一子の言葉が、今回の企画に対する思いを伝える。

田中一光さんが他界されて今年で10年になります。
この間、日本の社会は東日本大震災を筆頭に大きな試練の時代を迎えていますが、このような時に「田中さんだったらどのような示唆や発言をされるか」と考えさせられます。

この展覧会は、デザイナーとして社会、文化、生活の望ましい姿を思い描き創作に向かった「田中一光の仕事」を今こそしっかりと見たいという願望から生まれました。田中さんは、自分の存在を時間軸の経線と東西を示唆する横線の接点に位置すると考え、十字路に立つという意味で「デザインのクロスロード」というタイトルの個展を開かれたことがあります。本展の表題"デザインの前後左右"も、デザインするという行為が社会や歴史のさまざまな局面を巻きこむこと、決して机上の作業や自己表出のみにあるのではないということを示唆した著書に基づいています。(後略)


お土産1.

Photo_3
左の「Nihon Buyo」UCLA Asian Performing Arts Institute
のポスター(1981)に使われた色をピックアップした
カッティングシート(6色)。株式会社 中川ケミカル
使わないで、眺めていたいと思います。

中川ケミカルのカッティングシートは、他にIROMIZUシリーズがありました。
これはまさしく「色水」のように透明感のある色のシリーズ。見本のアクリルの立方体に貼れば、角度によって、混色し、光によっても様々に色が変わり、とても可能性のあるシリーズだと思いました。

中川ケミカルHP「IROMIZU」製品詳細→

http://www.csdc.jp/product/iromizu/about-iromizu.html

Photo_4
お土産2。
タント紙150色。株式会社竹尾製。
竹尾さんが厳選した150色が、はがき大にカットされて945円。リーズナブル!
タントは、イタリア語の「たくさん」を意味するtantoと日本語の「たんと(お食べ〜)」を兼ねて田中一光が命名した紙。

この紙の開発にも、田中一光は関わっている。まさにデザインの前後左右に目配りをして、身も心も捧げた人生だったのだ。う〜ん、もの凄い人。

巨人です。田中一光。

色彩と素材

「色彩の絶対音感を持つ」といわれた田中の仕事として特筆すべきは、色見本帳やファンシーペーパーの開発、カッティングシートの増色が上げられる。1968年、印刷技術向上にともないガイドの必然性が高まる中、大日本インキ化学工業とともに、田中、勝井三雄、灘本唯人の監修の元、2万色のカラーチップをベースに統計的にまとめられたものは「DICカラーガイド」(色見本帳)として発売された。中川ケミカルとの恊働により、86年当時53色だったカッティングシートを4年で200色へ増色したことはカッティングシートの潜在力を明確化した試みでもあった。また70年代以降、監修者として「もみがみ」や「里紙」など、特種製紙(現、特種東海製紙)のファンシーペーパーの開発に率先して関わった。中でも現存する人気商品として87年に発売となった「TANT」がある。作り手の勝手な発想ではなく消費者の要望に耳を傾け、社会を観察することが原点と考える田中は、普遍性があり、テクスチャーの基本をおさえたベーシックな色を含む全150色の色紙を生んだ。世界一の色数を備えたそれらはマンセルの色立体にならい縦列と横列にみごとに体系づけられ分類された。(後略)

              「田中一光デザインの前後左右」カタログより

中川ケミカルのHPに、今回の展覧会に関連した記事がありました。

http://www.csdc.jp/topics/2012/10/21-21-design-sight.html

田中一光のデザインをたどる旅は、つづきます。

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