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映画「最強のふたり」は、最高の映画!

9月29日(土)
秋は寂しさと共に行事の季節。次々とイベントが目白押しです。

24日(月)は、代々木体育館にて太極拳の東京支部大会。

3800余名が集まって、ブロック別に演舞!それはそれは壮観でした。

最高齢は女性93歳!男性92歳!

皆さん明るく健康的な方ばかり。ゆっくり身体を動かせば、不安も悩みも溶けてゆくようでした。

26日(水)は職場のある建物全体のお祭り。

(勤務日じゃなかったので)売り子のボランティアをかってでました。

利用者さんとスタッフが作った押し花はがきやマフラーなどを売るのです。

保護者の方々が完成した製品を喜んでくれるのが何より嬉しい。

でも、「1時までお願いできる?」と最初に言われた時はあせりました。
12時までで切り上げて映画に行く予定(レディースデー)だったから。
その映画は「最強のふたり」。新宿武蔵野館にて。

Photo
彼はドリス。主人公。スラム街に住む黒人。

Photo_2 彼はフィリップ。富豪。事故にあって首から下が動かない。

このまるっきり正反対のふたりが出会って奇跡のような化学反応が起きた!

これはなんと実話です。

映画館へ上映時間ぎりぎりに着いたら、大混雑の大入り満員。(強面の映画俳優M氏もいらしていたの)なんと整理券を配っていた。

「136番」の私は「立ち見」のスタンプが!「この年で立ち見ははキツいな〜」と内心思っていたら、ツイている私。

最前列の1番右端の席に案内されました〜(やれやれ)。

画面が近い!

あぁ、車いすの話ね。身体障害者の話か〜。泣かせる話?

日々ハンディのある方々と仕事で直に接している私にとって、その手の泣かせ目的の感動的なお話は、正直言ってうんざり。だって「上から目線」で「同情」してる雰囲気がムカムカすることが多い(某TV局のまる1日かけた番組の中に挿入される奴みたいな)。

だからずっと避けてきた。

でも、「この映画は違うんじゃないかな?これは見とかなきゃいかんのじゃないか?」と。

新聞で監督のふたり(オリビエ・ナカシュとエリック・トレダノ)のインタビュー記事を読んで感じたのです。

(前日まで「夢売るふたり」西川美和監督作(こちらもふたりだ!)を見る気満々だったのにね。)

「ユーモアは時に人を救う。物事を違った角度から見ることができるからね」

と、トレダノ。介護者のドリスの役を演じたのが、コメディアンのオマール・シー。

ナカシュは「脚本はオマール・シーへの当て書き。彼ならシリアスな役もきっとできると思った」

期待に応えたシーは、仏のセザール賞で、主演男優賞。昨年の東京国際映画祭でも作品がグランプリ、シーとクリュゼが最優秀男優賞を受賞している。

(朝日新聞夕刊より)

映画は、冒頭から音楽でワクワクさせられる。

「あぁ、この映画はカッコイィー!」と、ーッと引き込まれてゆくのです。

上手いね!

富豪のフィリップ役にはフランソワ・クリュゼ。(ロバート・デ・ニーロとダスティンホフマンに似ている)

場所は彼の豪邸の1室。

車いすに乗った彼が自分の介護の希望者を面接するところから物語は始まる。

フィリップはなかなか厳しそう。「私は経験があります」「有資格者です」等々とアピールする就職希望者。

1番やる気がないドリス。彼は3枚の解雇切符で失業保険がもらえればいいだけで、介護の仕事にはまるで興味がない。おまけにフィリップに乱暴な口のききかた。

それが気に入ったのか、フィリップはドリスを採用する。

そこからがふたりの「冒険」の始まり!

この映画は音楽の使い方が抜群に上手い。既成の曲を巧みに使って、富豪のフィリップとスラム街のドリスのバックボーンを、音楽でくっきり立体的に見せる。そして二人の世界が互いに歩み寄るきっかけも音楽だ。

クラシックの静かさ。厳かさ。伝統。古典。スノビズム。

ディスコサウンドの激しさ。華やかさ。現代性。リズム。ダンス。

それはそのままふたりを現している。フィリップがドリスの音楽に触発されるのは、よくあるとして、ドリスもまたフィリップと過ごすうちに知らず知らず教養を身につけているのがいい。

二人はお互いが出会ったことで、翼を手に入れ、新しい世界の扉を開く。

心の垣根を越え、偏見をなくせば、こんなに自由になれるのか。

こんな映画が見たかった。

フランスで大ヒットし、ハリウッドでもリメイクが決定だって。

日本でも口コミでジワジワ人気が広がって、上映館が増えてるそう。

「英国王のスピーチ」みたいなヒット作になりそうな予感。

身体障害者って、「可哀想」「けなげ」「頑張ってる」「真面目」「冗談はわかるの?」

そして「アレはできるの?」

等々の思い込みや偏見、疑問を、見事に軽々とクリアしてくれた。

介護の仕事に携わっている人々にも勇気を与えるでしょう。

それは、この映画が「泣かせよう」なんてのを目的に作ってないから。

「最強のふたり」。とにかく笑えます。

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コメント

「最強のふたり」見に行きたくなりました。

近ごろは、映画もごぶさた。

いけないですねえ。

多摩散歩人さん、おはようございます。
だまされたと思って、「最強のふたり」
観てみてください。

映画って、本当にいいですね〜。
では!サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!

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