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「一枚のハガキ」は今見るべし!

8月11日(木)
猛暑で、もう!暑いったらない。
お盆で実家に帰る前に、映画を見ておこう、と新宿へ。

Photo
新藤兼人監督(99歳!)の「一枚のハガキ」。

http://www.ichimai-no-hagaki.jp/
私は豊川悦司と大竹しのぶの演技が見たいのと、新聞などの批評がよかったから。

(先週のフジテレビ「それでも、生きてゆく」の大竹しのぶの演技が尋常じゃない迫力だった)

監督自身の戦争体験(上官のひくクジによって、戦地へ行く者と残る者が分けられた。)の核になっているエピソードを、大きくふくらませて作られた。
クジ運が良くて生き残った主人公(豊川)啓太は、戦友から託された一枚のハガキを持って戦争未亡人・友子(大竹)を訪ねる。
そのハガキには
今日はお祭りですが あなたがいらっしゃらないので
 何の風情もありません。友子
と書いてあった。

実は新藤監督の作品を観るのは、私は初めてだった。
(恥ずかしい)
一貫して戦争をテーマに描いてきた監督。
驚いたのが、声高に戦争の悲惨さを描くのではなく、とても乾いた表現であること。
特に友子の夫が出征し、お骨となって帰ってくるところ。
そして、随所に見られるユーモア。
本当に戦争を体験しているからこそ、離れた視点から描けるのか。
日本の戦争映画のイメージを覆された。

とにかく「生きる」勇気が湧いてくる。

今回の映画と類似点がいくつか指摘されている「裸の島」あたりから、
新藤監督作品に触れてみたい。

今上映館は都内ではテアトル新宿のみ。(13日〜全国上映)
すごい混雑ぶり。立ち見が出るなんて!高齢者の方々が大勢みえていた。
99歳の監督の、最後の作品。新藤兼人作品ファンの皆さんだろうか。

私が早めに来て、席の予約をしていたら、隣りに見覚えのある男性が。
なんと平山秀幸監督でした。(「学校の怪談」「愛を乞う人」「必死剣鳥刺し」)

最近観た原田芳雄主演の「大鹿村騒動記」(阪本順治監督)も、抜群にいい映画だった。

http://ohshika-movie.com/

(「ツィゴイネルワイゼン」のコンビ再び!)

原田さんをはじめ、ベテランの俳優さんたちが、自由に楽しそうに演技しているのが、伝わって、うきうきする。

原田芳雄という俳優の格好良さ!こんな雰囲気のある、いい意味での不良性がある俳優さんって、もういません。

原田芳雄さんの御冥福をお祈り致します。

この夏は「父と暮らせば」、そして「ツィゴイネルワイゼン」を娘にも見せたいと思っています。私は「龍馬暗殺」を見たいと。

作る人の思いが強い映画は、観る人にも伝わるに違いない。
どちらも心が温かくなって、前向きになれる映画です!

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