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「パーマネント野ばら」は、せつなさ100%!

5月24日(月)

「ソラニン」「アリス・イン・ワンダーランド」「川の底からこんにちは」そして「第9地区」と、
自分への御褒美映画週間(これが本当のGW!)もそろそろ終えて
仕事や家事に気持ちを切り替えようとしたら、情報通のEちゃんからお知らせが。
『「パーマネント野ばら」を観ませんか?』
Eちゃんのご友人がプロデュースした映画なそうです!

そうか。

西原理恵子原作、といえば「女の子ものがたり」(主演・深津絵里)が記憶に新しいところ。

この作品がけっこう良かっただけに、「同じような内容だったら、観たくないんだけどな〜。」とイマイチ食指が動かなかったんですが、

1,「朝日新聞」朝刊(5/11)沢木耕太郎の「銀の街から」の映画評にグッときたのと、

,菅野美穂が主演(「曲げられない女」が良かったし、彼女の高知弁が聞きたい)なのと、

3,脚本が奥寺佐渡子「お引っ越し」「サマーウォーズ」は私のお宝映画

なので、いそいそと初日(22日)に行って参りました。

新宿ピカデリーにて。舞台挨拶の回は売り切れsadだったので、14:10の回

原作:西原理恵子

監督:吉田大八(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)

ストーリー

高知県の小さな街が舞台。主人公のなおこ(菅野美穂)は離婚して一人娘を連れて実家に戻り、母親(夏木マリ)が1人で切り盛りしている美容院を手伝っている。美容院「パーマネント野ばら」は街に一軒だけの美容院。ここでは、日々女たちがあけすけな「恋バナ」に花を咲かせている。なおこの幼なじみたち(小池栄子・池脇千鶴)は男運が悪く、心も身体もいつも傷だらけだ。母・まさ子も再婚した夫(宇崎竜童)がふらふらしているので、始終イライラしている。なおこは、恋に傷ついた彼女たちに寄り添い、そっと受け止めながらも、高校教師カシマとの恋をゆっくり育てているようだ。

そんななおこにはある秘密があった。それは・・・

感想

高知の女たちの下ネタ連発に大笑い!あぁ、いいなぁこんな風に話せたら楽だろうな、と羨ましくなった。パンチパーマをすると、女は強くなるのだろうか?(私も心が弱ったらかけたい、パンチパーマ!)

高知の女は、強いけど男に弱い。あぁ、情が深いんだ。だから、簡単になびいちゃう。

どんな恋でもないよりましやき

みっちゃん(小池栄子)のセリフが深い。

どんなに傷ついても、転んでも男を愛し続ける女たち。そんな彼女たちをみつめる吉田監督の眼差しが優しい。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」では、エキセントリックな女優(自称?)や鬱々とした妹、姉妹の戦い、達観した嫁など、女の嫌〜な部分を「よくぞここまで描いた!」と感心してしまった。

パーマネント野ばらに集う女性たちは、元気で賑やかだが、主人公・なおこがまとう空気だけが静謐でしんとしている。その対比が、この映画を陰影深いものにしている。

母・まさ子、なおこ、娘のももと女三代の物語を縦糸に、なおこの幼なじみたちの物語を横糸にして織りなす、女達のタペストリー。それは鮮やかな原色に血の色も混じっている。

高知という地は、魚も上手いし、おばちゃんが元気で温かい。ここでは、人間が本音で生きている。ドラマの激しさも、哀しさも、この海辺の土地がゆったりと包んでくれる気がする。

高知弁が温かい。

高知弁はクセになる。

さて、今晩は「鰹のたたき」かな?と思ったが、倹約して「なすの肉味噌炒め」にした。

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コメント

「第9地区」「アリス〜」も良かった!「川の底からこんにちは」「ソラニン」見たい〜。いつも素敵な映画紹介ありがとうございますheart04「〜野ばら」私も見ました〜heart01
みみりんさんが(私も)お好きな朝ドラ、で活躍した加藤虎之介さんや伊藤えん魔さんもいい味出していたり、「ウェルかめ」の舞台(徳島の漁港)も連想できてうれしかったです。

>女達のタペストリー。それは鮮やかな原色に血の色も混じっている。

じ〜んとくる素晴らしい表現ですねheart02 
ホント、血だらけ泥だらけなのに(@Д@;絵作りも女優さんも美しかった!野ばらのおばちゃん連は森三中のようなかわいさ。田舎町の嫌な面が、実は素敵なつながりでもあるのだと心暖まり、見方も変わる映画でした。主題歌のさかいゆうさんが高知出身なのも偶然とパンフにありましたが、いい映画はきっといろんな偶然で出来ているのでしょうね?
「なすの肉味噌炒め」!
象徴的な茄子!麻婆茄子の話もあったので、公開初日夜の「チューボーですよ」が菅野美穂ちゃんで「麻婆豆腐」だったのに笑いました(ナスじゃないから?特に解説はなす)。

リーゼさん、こんにちは。
たまたま見たい映画が重なってしまいました。
ぜいたくなGWでしたよ!
「野ばら」は、テレビで菅野美穂が宣伝しているから見た、と言ってもいいかも。
高知は、8年ほど前に行きましたが、パワーと情が溢れる、いい所でした〜。
今「龍馬伝」で熱いし、オススメです。

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★★★女たちのスッタモンダが延々と描かれて、肝心の、なおこのストーリーが横に行っちゃった。だから、それで? 状態。ウルウルは来た。その気持ちもわかる。女の子だもん。でもだからって納得はしないよ。 ... [続きを読む]

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