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「ジュリー&ジュリア」を召し上がれ!

2009年がもうすぐ終わります。仕事納めも済んで、後は家の大掃除とお節料理(ちょっぴりよ)作りだけ。 その前に、私はこの1年がんばった御褒美に新宿武蔵野館にて「ジュリー&ジュリア」を観てきました。

新宿の街は、クリスマスが終わってお正月の準備で忙しい雰囲気です。 朝10時30分の回。「この忙しい年末、映画を観る人なんてあまりいないかな?」と思っていましたが、意外や意外。御婦人の団体も含んで、座席の半分は埋まっていました。

おや?ロビーに西和賀町のポスターやパンフレットがある。なんでしょう?

「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」 。昨年末に観た「いのちの作法」と同じく岩手県西和賀町(旧 沢内村)を舞台にした映画です。沢内村の「生命村長」、深沢晟雄(ふかさわまさお)さんの伝記映画でした。高齢者医療費、乳児医療費無料化を実現させた人。沢内村が西和賀町になってもその精神は受け継がれています。

(いいなあ、西和賀町は。)

「日本の青空Ⅱ」製作委員会

http://www.cinema-indies.co.jp/aozora2/index.php

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紅白もそろそろ終わり。今はSMAPが唄っています。

映画「ジュリー&ジュリア」の話に戻りましょう。

これは2人のアメリカ人女性の物語。

1人はジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)。

1949年に外交官の夫の赴任先であるパリでフランス料理に目覚め、名門料理学校「ル・コルドンブルー」に学ぶジュリア。やがてアメリカ人向けの初のフランス料理の本を執筆し、テレビの料理番組を企画し自ら出演する料理研究家になる。

もう1人はジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)。

現代のニューヨークで9.11後の処理を担当する政府機関に勤めている。優しい夫はいるけれど、元作家志望だったジュリアは出世してゆく友人に比べて自分のふがいなさに悶々とした日々を送っている。ある日ジュリーは、ジュリア・チャイルドの伝説の料理本のレシピ1冊を1年間で作り、それを日々ブログに載せると宣言する。

映画はジュリアとジュリーの日々を交互に描き、時代は変わっても女性の悩みは変わりなく、料理は幸せを運び、働く女性にとって素敵な旦那様はなによりの応援団だと教えてくれる。どちらのパートナーも辛抱強くて懐が広い。現代の女性にとってはある意味理想ではないだろうか。

なんといってもメリル・ストリープが最高にチャーミング。180センチを超えるジュリアを演じるための様々な仕掛けも楽しい。ご主人ポール役を演じるのはハリウッド版「ShallWeダンス?」にも出演し、「プラダを着た悪魔」(メリル・ストリープ怖かったです!)でメリルと共演したスタンリー・トゥッチ。メリル自身が今回の相手役に彼を推薦したとか。

ジュリー・パウエルは「魔法にかけられて」で、ディズニーの世界から現代に迷い込んだお姫様をキュートに演じていたし、「ダウト 〜あるカトリック学校で〜」では2度目となるアカデミー賞ノミネートを果たした。瞳がくりくりしていて可愛いくて、様々な失敗でジタバタするのがなんとも真に迫っていて共感してしまう。

殺人も不倫も戦争もない。夫婦間のセックスは匂わせてはいるけれど、とても微笑ましく描いている。こんな悪い人が殆ど出てこない幸せな映画なのに、なぜかラストシーンでうるうるきてしまう。なぜでしょう?たぶん女性ならわかるはず。

「ジュリー&ジュリア」は幸せの味がする。映画館で召し上がれ!

さあ、紅白歌合戦も今終わりました。

2009年、ありがとうございました。

2010年もよろしくお願いいたします。

「ジュリー&ジュリア」http://www.julie-julia.jp/

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