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2009年12月

「ジュリー&ジュリア」を召し上がれ!

2009年がもうすぐ終わります。仕事納めも済んで、後は家の大掃除とお節料理(ちょっぴりよ)作りだけ。 その前に、私はこの1年がんばった御褒美に新宿武蔵野館にて「ジュリー&ジュリア」を観てきました。

新宿の街は、クリスマスが終わってお正月の準備で忙しい雰囲気です。 朝10時30分の回。「この忙しい年末、映画を観る人なんてあまりいないかな?」と思っていましたが、意外や意外。御婦人の団体も含んで、座席の半分は埋まっていました。

おや?ロビーに西和賀町のポスターやパンフレットがある。なんでしょう?

「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」 。昨年末に観た「いのちの作法」と同じく岩手県西和賀町(旧 沢内村)を舞台にした映画です。沢内村の「生命村長」、深沢晟雄(ふかさわまさお)さんの伝記映画でした。高齢者医療費、乳児医療費無料化を実現させた人。沢内村が西和賀町になってもその精神は受け継がれています。

(いいなあ、西和賀町は。)

「日本の青空Ⅱ」製作委員会

http://www.cinema-indies.co.jp/aozora2/index.php

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紅白もそろそろ終わり。今はSMAPが唄っています。

映画「ジュリー&ジュリア」の話に戻りましょう。

これは2人のアメリカ人女性の物語。

1人はジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)。

1949年に外交官の夫の赴任先であるパリでフランス料理に目覚め、名門料理学校「ル・コルドンブルー」に学ぶジュリア。やがてアメリカ人向けの初のフランス料理の本を執筆し、テレビの料理番組を企画し自ら出演する料理研究家になる。

もう1人はジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)。

現代のニューヨークで9.11後の処理を担当する政府機関に勤めている。優しい夫はいるけれど、元作家志望だったジュリアは出世してゆく友人に比べて自分のふがいなさに悶々とした日々を送っている。ある日ジュリーは、ジュリア・チャイルドの伝説の料理本のレシピ1冊を1年間で作り、それを日々ブログに載せると宣言する。

映画はジュリアとジュリーの日々を交互に描き、時代は変わっても女性の悩みは変わりなく、料理は幸せを運び、働く女性にとって素敵な旦那様はなによりの応援団だと教えてくれる。どちらのパートナーも辛抱強くて懐が広い。現代の女性にとってはある意味理想ではないだろうか。

なんといってもメリル・ストリープが最高にチャーミング。180センチを超えるジュリアを演じるための様々な仕掛けも楽しい。ご主人ポール役を演じるのはハリウッド版「ShallWeダンス?」にも出演し、「プラダを着た悪魔」(メリル・ストリープ怖かったです!)でメリルと共演したスタンリー・トゥッチ。メリル自身が今回の相手役に彼を推薦したとか。

ジュリー・パウエルは「魔法にかけられて」で、ディズニーの世界から現代に迷い込んだお姫様をキュートに演じていたし、「ダウト 〜あるカトリック学校で〜」では2度目となるアカデミー賞ノミネートを果たした。瞳がくりくりしていて可愛いくて、様々な失敗でジタバタするのがなんとも真に迫っていて共感してしまう。

殺人も不倫も戦争もない。夫婦間のセックスは匂わせてはいるけれど、とても微笑ましく描いている。こんな悪い人が殆ど出てこない幸せな映画なのに、なぜかラストシーンでうるうるきてしまう。なぜでしょう?たぶん女性ならわかるはず。

「ジュリー&ジュリア」は幸せの味がする。映画館で召し上がれ!

さあ、紅白歌合戦も今終わりました。

2009年、ありがとうございました。

2010年もよろしくお願いいたします。

「ジュリー&ジュリア」http://www.julie-julia.jp/

今年の映画ベストワンは?

今日は私の何回目か忘れましたが、誕生日でした。
子ども時代は「そういえば、今日は誕生日だったな!おめでとう!」と突然夜になって家族が思い出すような始末。
そのせいで(このごろは)自己主張が強く押しつけがましくなったのかもしれません。
(黙ってると、忘れられてしまうでね・・・)
でも、今日は家族にしっかり「おめでとう!」と御馳走とプレゼントでお祝いしてもらい、感激。
しみじみじんわり幸せかみしめました。

さて、やっと雑事が一息ついたので久しぶりにちゃんとブログを書いてみようと思います。
(ドラマ「坂の上の雲」を見たばかりなので、厳かな気持ちで)
パンパカパ〜ン
2009年、みみりんの「私が選んだ今年の映画ベスト3」

邦画編
1.「劔岳 点の記」監督 木村大作
文句なしの今年のベストワン。木村大作監督の情熱がスタッフやキャスト、そして天候さえも味方してなんとも骨太の映画が完成した。「八甲田山」を彷彿とさせる。山ってこんなにいいんだ、と登山ブームも。「劔岳 撮影の記」も併せてヒット。中高年を映画館に動員した功績も大。

2.「空気人形」監督 是枝裕和
業田良家原作の短編漫画を9年間温めて、女神ペ・ドゥナを得た監督。
宝石のような愛しい映画。恋人たち、ちょっと疲れた夫婦など、大人にいっぱい観て欲しい!

3.「サマーウォーズ」監督 細田守
珍しくゲームや漫画を原作としない、オリジナルアニメーション。
関連本をついつい買うほど、夢中に。青春・ゲーム・戦争・田舎・家族・・・これだけの要素をよくもまあシャッフルして壮大な叙事詩に仕上げたもの。「時をかける少女」から担当している脚本の奥寺佐渡子(岩手出身!)の力も大。アバターの造形、音楽なども抜群。アニメーションの力(関わる人の多さよ!)を見せつけてくれた。ハリウッドでも受けそうな映画。

これ以外では、「女の子ものがたり」「マイマイ新子と千年の魔法」も実に愛しい映画。
どちらも大人の女性に観てほしい。少女時代を思い出してキューンとせつなくなる。
「カムイ外伝」は、白土三平の原作世界を、そのスピード感とともによくぞ映画化してくれた!と。
松山ケンイチがまたまたその異能ぶりを発揮。
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洋画編
1.「母なる証明」監督 ポン・ジュノ
「グエムル ー漢江の怪物ー」以来の長編。「韓国の母」と呼ばれる大女優キム・ヘジャ扮する母が、障害のある息子(ウォンビン)を一途に愛する映画。サスペンスの要素が色濃く、フルボディのワインのような味わい。「こういう映画が観たかったんだ!」
今の日本にこのような映画は作れないのか、と地団駄を踏んでしまう。
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それ以外はあまり洋画は見ていないので、2.3.はなし。
今年も相変わらず漫画やゲーム原作の映画化、テレビドラマの焼き直しが多くてうんざり。
全体的に保守的で閉塞感のある映画界に「劔岳 点の記」は純朴に映画作りをする清々しさ、懐かしさの気分をもたらした。
松本清張・太宰治の生誕100年の年でもありそれぞれ原作を映画化したのも印象的(「ゼロの焦点」「ヴィヨンの妻」)。
洋画ではココ・シャネルを主人公にした映画が目白押しだった。
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さて、年末からお正月にかけて私は「ジュリー&ジュリア」を見に行きます!!
久々にメリルストリープがいい役みたいなので。

しょっぱいイチゴ

12月23日クリスマスイブイブ。
家族へプレゼントを買いに、久しぶりに表参道駅へ降り立ちました。なかなかA1出口がわからずウロウロしていたら、ナント詩人の谷川俊太郎さんとすれ違いました!
久々に大物有名人と遭遇できてハッピーです。これは良いニュース。

クリスマスイブ。家族と一緒にケーキ作り。といってもスーパーでスポンジの台だけ買い、生クリームとイチゴで飾り付けをするだけの、お手軽&安上がりなやり方。でもイチゴだけは奮発してあまおう!生クリームもうまくハンドミキサーでホイップでき、スポンジ台が5号のくせにイチゴだらけで仮分数ぎみの贅沢ケーキの完成!イチゴが余ったので、とりあえず砂糖を少しふっておいておきました。
できあいのスポンジで充分おいしくて、全員満足満足heart02来年こそはスポンジから作りたいもの。
ところで、御馳走も食べ終わり、プレゼントの披露も終わってやれやれ日本のクリスマスが終わったわいと、台所にあったイチゴを一口食べてみました。

しょぱ〜い!!
そうです。イチゴにパラパラとふったのは塩!。つまりイチゴの漬け物です。
めったにないことなので、家族全員に1口ずつ食べてもらいました。みんな「ひ〜」と言って顔をしかめるのが面白い。沖縄にはパパイヤの漬け物があるので、イチゴの漬け物があってもいいかな?

これは悪いニュースか?いやいや。こうやってブログのネタになっているので、良いニュースといえましょう。そう、案外こういう失敗から新しい味が生まれるのかもしれません!
発明だって、けっこう失敗から生まれてますものね。

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年賀状完成!

やっと年賀状完成しました。 でもハガキに印刷した後でいつも思います。 「あと2日あれば、もっとかっこ良くなるのに」「全部描き直したい」 でも締め切りを過ぎているので、それは無理。 制限時間いっぱいで最高の作品を創る、ことができるのがプロなんでしょうか。 そういう意味では、私はまだまだアマチュアですね。

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年賀状はもうすぐ終了

苦しい日々がようやく終わろうとしています。
年賀状イラストが、もうちょっとで完成するのです。
あくまでも私が選んだ「今年のニュース」。
皆さんは、どんな出来事が印象に残っているでしょうか?

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川越の猫ちゃんです。1

新しいMacにお引っ越し

今朝6時前、地震がありました。 けっこう揺れましたね。長かったけど「いつか終わるだろう」と思いながら布団の中で動けない自分がいました。他の家族も同様だったようで、 「え?夢だと思った」なんて言うのもいて情けない。大きい地震がきたら、この家の人は全員逃げ遅れるでしょう。

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さて、この年末に新しいMacに引っ越ししました。画面が大きいのと、キーボードのタッチが軽いのになかなか慣れません。ピアノに慣れた指にエレクトーンのキーボードが、ちょっと違和感あるのと似てるかな。 リヤカーを引っ張るみたいに重かったパソコンからロマンスカー並みにビュンビュン進む。 ブログもこれでさくさく(初めて使う言葉)いくといいのですが。 皆さん忘年会のシーズン。飲み過ぎと風邪に気をつけてお過ごしください。 メリークリスマス!

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洗濯物からネギ!

コーラスのコンサートに向けて、風邪対策にマスクをしたり、室内でスカーフを巻いたりしたことを以前書きました。

ある晴れた日のことです。洗濯物を干そうと、くちゃくちゃになった衣類を次々と広げていたら、
「!」
なんとカラカラになったネギ10センチくらいのがが2本出てきたではありませんか。そうです。風邪の時にスカーフに入れていたネギです。この広い東京で洗濯物からネギが出てくる家はあまりないでしょう!

ところで、「食彩の王国」というテレビ番組を御存知ですか?
土曜日午前11時半よりテレビ朝日で放映している、1つの食材にスポットを当てた番組。

http://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/

12日は「下仁田ねぎ」を取り上げていました。「殿様ねぎ」と称されたなんとも美味なるネギ。すき焼きには欠かせません。番組でフランス料理のシェフが塩コショウをふって焼いただけのネギ料理(姿焼き!)を紹介していたので、早速我が家でも挑戦。
ネギなのに、ナイフとフォークで切って食べます。熱々の中心部が次々にピュッピュッと現れてきて、じわーっとした甘さも段々増してくる。う〜ん、なかなか。ネギの甘みが最大に引き出されて贅沢な一品。下仁田ねぎはなんと2回も植え替えをするそうです。そうすることで、初めてあの甘さが生まれるのだとか。一時「下仁田ねぎ」と称していい加減な偽物が出回って酷い目にあったそうですが、今は下仁田ねぎを作る農家には、この植え替え作業を徹底させているそうで、皆さんブランドを守るために努力をされています。

この番組では食材の「歴史」「和食」「その他の料理」そして実際に今作っている農家の人々へのきめ細かい取材がされていて、短い時間でとても満足のいく一皿です。

この番組のお楽しみはもう一つ。番組を提供する東京ガスのCM。ストーリーのある短編映画のような味わい深さがあります。おばあちゃんと孫の話の時は、毎回うるうるしてしまいました。今はきたろうがお父さん役で出演しています。

ところで「食彩の王国」のナレーターは、薬師丸ひろ子。あの声で案内されるから、どの食材もさらにいきいきしてくるのでしょう。
ちなみに薬師丸ひろ子、来年1月公開の映画で豊川悦司と夫婦役です!(羨ましい・・・)

「今度は愛妻家」。監督は「GO」「世界の中心で愛を叫ぶ」「北の零年」の行定勲。

トヨエツとは「北の零年」でガッツリ、タッグを組んでいます。

予告編を観ましたが、豊川・薬師丸どちらのファンにとっても胸がキュンとなりそうな場面の連続でした。http://www.kondoha-aisaika.com/

マトリョーシカでお一人様

「劔岳 撮影の記」を鑑賞した後、珍しくその辺のスタンド・カフェ(とでも言うのでしょうか?要は「ド・トール」みたいな形式のお店)ではお昼をとらず、バルト9の下のレストラン街にある「マトリョーシカ」というお店に入りました。
なにしろ映画が9:10上映だったので、お腹がすいていたのと、「厳しい男の映画」を鑑賞したので、ちょっと「ほっこり」したかったのです。お店はまだ12時前ということもあり、すいていました。

店内は、「ロシア料理」っぽくなく、白で統一されてすっきり。外光もたっぷり入って明るいのです。年代物のマトリョーシカが4体、それぞれ中身をズラッと並べた状態で飾ってあったのがなかなかキュート。
たのんだお料理は、つぼ焼き(様々な種類がありますが)私はカボチャときのこ、

2 チーズたっぷりのラザニア、そしてロシア紅茶。甘いジャムがけっこうかたまりで入っていて温まりました。

でも、本当は表のウインドーにあった「チーズ・フォンデュー」にしたかったのですが、「お二人様以上」とあったので、泣く泣くあきらめたのです。

その代わり、お土産を沢山買いましたよ!

ピロシキ(3個)・ボルシチ(1人分)・ロシア紅茶・ロシア紅茶用ジャム。

ピロシキは辛くないカレーパンみたい。調べたら、カレーパンはピロシキを真似て作った物だとか。はは〜。ボルシチはトマトの味が際立った濃厚スープ。ミルクが入ってマイルドです。一番感動したのが、ロシア紅茶用のジャム。赤ワインでのばしてあり、サラサラしています。早速紅茶を入れてジャムを浮かべると、心もほっこり温まりました。「霧の中のハリネズミ」というアニメーションを思い出します。それに、このジャムはパンやケーキにとーっても合うのです。自分で作れればもっと楽しめそう。

マトリョーシカ マルイ新宿店 「マルイシティ新宿 CITY-1」8F

電話03-5361-7755

やっと年賀状作りに

昨日は、18:30〜21:20まで(途中15分の休憩)、びっちりコーラスを堪能いたしました。
場所は府中の森芸術劇場。音大生のコーラスの発表会です。ピアノ科の学生たちの清々しい声にうっとりし、現役の声楽科の学生たちの厚みのある声に酔いしれ、男声合唱も久々に堪能。
アンコール曲は、ベルディのオペラ「ナブッコ」より「Va,pensiero sull ali dorate」(行け、我が想いよ金色の翼に乗って)。実はこの曲、先だっての我々のコーラスのコンサートでもアンコールに唄ったので、嬉しくて口パクしてしまいました。
いい曲、いい歌を聴くと、もっと上手に歌いたくなります。
絵も同じ。いい作品を鑑賞すると「こんちくしょう!あたいだって!」(くの一忍者風に)と、メラメラとやる気になります。
と、いう訳でこんな風にブログを書き始めると止まらなくなるので、年賀状が描き終わるまで少々控えめにしますので、「ちぇ、のぞいてみたらおもしろくねーでやんの!」と思わず、しばらくお待ちくださいませ。
来年向けの年賀状はいつもとはちと違う雰囲気にするつもりなので、楽しみにしていてください!!
See,you!
また逢う日まで
再見

木村監督のサインを発見!

昨夜は忘年会の前に家族用にどうしても「シザーハンズ」を借りなきゃいけなかったので、久し振りに駅前のTSUTAYAへ行きました。ここは、しょっちゅう売り場が変わるし、カテゴリーがイマイチ納得がいかないので、イライラしてしまいます。
「シザーハンズ」は、はたして「青春」でもなく「SF」でもなく「ファンタジー」でもなく、もちろん「ホラー」でもなく「クリスマス」にもなく、「恋愛」のカテゴリーに入ってました(ふ〜)。でも、店員さんが「いつもはここですが、今は100円貸し出しコーナーにありました」と。どうやら、クリスマスシーズンということで、人気作品はこちらに移動していたようで。
おぉ〜!「劔岳 点の記」コーナーができていました。12/12からレンタル開始なんだそうで。
木村監督が携わった作品がずらりと並んでいます。「復活の日」「鉄道員」「あ・うん」「赤い月」「八甲田山」・・・大作が多いのですね。
おぉ〜!木村監督のサインも飾ってありました。うれしいです。

1 急に監督が身近になりました。

さてさて、年賀状製作の合間に、お知り合いのグループ展の御案内。

ギャラリーウエアミー3rd Anniversaryプレゼント展

FOR YOU,FOR ME

後期の12/10〜12/22に、ぎゃらりー連のオーナーでもありジュエリー作家の永坂景子さんが出品されています。

ギャラリーウエアミー→場所は小田急線玉川学園北口より徒歩3分 042-729-0079

水曜・日曜休み am11:00〜pm6:00 土曜のみpm1:00〜7:00

カード&ドレスフレーム展

12/6〜12/20 am 11:00〜pm6:30(水曜休廊 最終日 pm4:00 迄)

池袋アーティストガーデン(03-3971-3880)

「河童展」でお世話になったギャラリーです。

お馴染みの近藤ゆたかさん、森野達弥さん、そしてギャラリーオーナーの岡本美子さんが出品されています。

ぎゃらりー連では「猫展」も開催予定、詳細がわかり次第。お知らせします。

美しさは厳しさの中にしかない

「劔岳 撮影の記」
「これは撮影ではない、苦行です」
木村監督の言葉に身を引き締めるスタッフたち。彼等がまず最初におこなったのは、重い撮影機材を背負って、実際にキャンプを体験すること。荷物の出し入れ、明治時代当時のテントを張るなど、とまどうことばかり。

木村監督がこだわったこと。
1.撮影は「順撮り」でおこなう。
2.たとえば「天狗平」の場面は「天狗平」で、「劔岳南壁」の場面は「劔岳南壁」で実際に撮る。
3.最高の天気を待つ。

1.は、台本通りに順に撮っていくことだが、通常はスケジュール,予算.セットの準備などの都合上、あまりやらない方法らしい。だが、木村監督は特にこれにこだわった。順撮りで撮ったことで、俳優たちが柴崎芳太郎や宇治長次郎の気持ちになじんでいき、山にもなじんでいった。演技が、演技ではなく、まるで明治時代の彼等が乗り移ったように自然だった。それに、最初はつるっとした顔だった浅野忠信と香川照之に、撮影が進むにつれて「山男らしい」髭がたくわえられてくる。監督は、それも楽しみにしていたようだ。

2.は、この映画の最大の特徴といえるかもしれない。明治時代の測量隊たちを描くには、自分たちも実際にそこに立って撮ることしかないと、監督は強い信念があった。それはへたをすると「死」にもつながる厳しいこと。香川照之が、「正解は9時間でした。9時間登って、今日は2カットでした」と笑顔でいう言葉。俳優たちもスタッフも「木村監督だからしょうがないな」と、しっかり受け止めているのが凄い。こんな厳しい「行軍」を納得させる木村監督。彼の長いキャリアの裏付けがあっての強い信念と、リーダーシップ。みんなが監督を尊敬し「この人についていきたい。」と思わせる力。この人だからこの映画はできたんだな、と実感した。

3.順撮りで撮りながら、予算内、期間内で撮影する。そう決めたからには、監督はいやがおうにも天気に敏感だった。一番最初の撮影シーン。明治時代の富山駅。柴崎芳太郎と案内人の宇治長次郎が駅で初めて出会う大事なシーンだ。スタッフの準備も整い、いざ本番!というところで、何故か木村監督は車でブォーッとどこかへ行ってしまった。そこは離れた田んぼ。雲が晴れたので、急遽別のシーンとることになったのだ。急いで明治時代の駅のセットを全部ばらして田んぼに向かうスタッフと俳優。田んぼを眺めながら柴崎と宇治が握り飯をほうばるシーンが撮影された。

山の撮影に入り、夏山から秋、そして冬へと季節が変わると天候の変化が激しくなる。寒い山の上で晴れ間を3時間待って晴れなかったので、また山を降りる・・・なんてことが繰り返しある。(途中で頭がおかしくなったり、キレたりしないんだろうか?)

浅野忠信と香川照之が後にインタビューで答えている。

香川:どんな場所でも2回撮りに行っているんですよ。映画の神様は1回目だと、いい条件を与えてくれない。徒労の1回目を経験して2回目に行くと「まあ、いいだろう」と凄い自然の風景を与えてくれるんですよ。

浅野:監督は2回目で、凄い画を引き当てるんですよ。

     (「劔岳 点の記 オフィシャルガイドブック/扶桑社」より)

柴崎芳太郎と宇治長次郎が二人だけで劔岳を登ったときに、見せる雲海。富士山も見える!

「これは本物の風景なの?夢ではないの?」と疑うほどの素晴らしさだった。涙がでそうなほど。

「美しさは厳しさの中にしかない」

というのが木村大作監督の持論。この言葉が「劔岳 撮影の記 -標高3000メートル、激闘の873日-」を観て、観客の我々も実感できた。スタッフ、俳優たちは「劔岳 点の記」に参加したことが大いなる勲章だと思う(羨ましい)。

あと、どうしても付け加えたいのは、山岳ガイドの多賀谷治氏のこと。現代の宇治長次郎と言ってもいい彼の存在なくしては、これだけ厳しい映画はできなかっただろう。飄々とした彼の語り口がとても印象的だった。木村監督は彼に敬意を表してクレジットに「山岳監督」という肩書きを記した。

最後のピースは「戦国無双」

12月になりました。毎年恒例の「ニュース年賀状」製作の季節となりました。
今年流行った人やことを盛り込んで1枚のイラストにしています。今年何が流行ったか?をチェックしているのですが、「歴史好きの女性が増えている」というのは、今イチピンとこなくて困っていました。
でも、この間の「マイマイ新子と千年の魔法」初日でご一緒したSさん(CGアーティスト)から、レクチャーを受けました。

映画の後、新宿ピカデリー裏の電気店の「ゲーム館」前で、女性たちが束になってゲームをしています。若い女性が大勢でゲーム・・。珍しい光景です。

「歴女ですよ」

Sさん曰く、それは「戦国無双」というゲームで、そのゲームに夢中な女性たちは「歴女」と呼ぶのだとか。
勉強になりました。「年賀状」の最後のピースが「パチッ」とはまった気がします。
そして、みんなでアドホック2Fの本屋さんへ移動。そこは、アニメやゲーム関連本が充実してるんだとか。(ここって、前は文房具屋さんだったのにな・・・)
ゲーム本コーナー。みんながゲームの話をしているところで、またもSさんは教えてくれました。
「これが、『戦国無双』ですよ」
と、ゲーム攻略本を見せてくれました。なるほど、有名な歴史上の人物が、皆イケメンになっています。私は迷わずその中の1冊を買うことにしました。
Photo Sさんは、「えっ、買うの」と、ちょっと驚いた様子。
こういう時、私は競走馬のように周りが見えなくなります。
この本屋は「レジに並ぶ人の列が長いのが難点」と、さっき聞いたばかりだというのに、私は10人くらい続いた列に並んでしまいました。もうお店に行く時間なのに!他の人たちも(優しいので)、静かに待っていてくれました。
すみません!
このグループが飲み会に遅刻したのは、私のせいです。
ちなみにSさんは今お仕事で可愛いキャラクターたちを創っています。

NHK総合テレビ毎週金曜日夕方「新・三銃士」の後の「ビット・ワールド」という番組の「ないしょのはなし」に出てくる、CGの人形アニメです。CGなのに、棒がついた懐かしの人形劇(「ひょっこりひょうたん島」「ねこじゃら市の11人」「新・里見八犬伝」「プリンプリン物語」など)を彷彿とさせ、懐かしいイメージがします。
ウサギとか携帯型の犬とか大きな風船のような(「クレヨンしんちゃん」でいえば、ぼうちゃんのようなタイプ)のとか、キャラクターが出てきますが、私は「あしたのジョー」を擬人化ならぬ偽動物化した(?)みたいなオオカミのボクサーくんが好きです。

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