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「マイマイ新子と千年の魔法」は泣けます

新宿ピカデリーにて、「マイマイ新子と千年の魔法」の初日に行ってきました。
高樹のぶ子の自伝的小説をアニメ化したこの作品は、企画から5年の歳月をかけたそうです。上映前の舞台挨拶。声の出演の福田麻由子ちゃん(新子役)、水沢奈子ちゃん(貴伊子役)、そして片渕須直監督が、この作品を愛おしむように紹介しているのが印象的でした。
福田麻由子ちゃんは「まっすぐな二人の関係がいいな。子どもたちは別れてしまうけれど、その別れ方が明るくて前向きなのが印象的。それはたぶんお互いを信頼しているからなんだな、と思いました」と。
水沢奈子ちゃんは「麻由子ちゃんと私も最初はお互いに緊張していたけど、この映画の二人のようにだんだん仲良しになっていきました。その雰囲気も映画で感じてほしい」と。特に「女王の教室」から活躍している麻由子ちゃんは「しっかりしてるな〜。成長したな」と感心しました。
片渕監督は、メモを見ながら訥々とこの映画への思いを披露します。
高樹のぶ子さんのお宅に伺い、映画化のお願いをしたとき、高樹さんから「この小説の大事なところはせつなさだから、それは忘れないでほしい。」と、言葉があったこと、片渕監督はこの映画で「こどもたちの世界」を映画にしたかったことなどを、静かに話してくださいました。11/20(金)の朝日新聞夕刊のインタビュー記事で監督は最後にこうお話していました。「映画のラストで全力疾走する女の子たちを描いたのは、『アルプスの少女ハイジ』のクララが走れるよになった姿が見たい、という僕の長年の思いの表れ。」と。

そう!この映画には「赤毛のアン」や「ハイジ」のエッセンスがたっぷりあって、昭和30年代の懐かしさと「カルピス名作劇場」の懐かしさで、胸がきゅんとなるのです。

舞台は昭和30年代の山口県防府市。
どこまでも続く麦畑を青い海原に見立てる想像力豊かな新子。彼女がおじいちゃんから教わった千年前の人々の情景。麦畑に突然現れる昔の人々。それも違和感なく映画に溶け込んでいる。こどもたちがとにかく元気で生命力に溢れているのに圧倒される。

あぁ、そうだった。私も小学生の頃は、草笛を吹いたり、桑畑の間を走ったり、スカンコ(すいば)をかじったり、トンボを捕まえるのに夢中になったりしたものだ。夏の夜はいつだってカエルの合唱が聞けたっけ。もうすっかり忘れていたんだな。

本当にあの頃はよく走っていたような気がする。

みなさんも「マイマイ新子と千年の魔法」を観て、生命力溢れた自分の子ども時代を思い出して、そして涙してください。

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