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2009年11月

木村大作監督は怒鳴っていた

クリスマス色に染まった新宿。朝1番で向かったのは新宿バルト9。
「劔岳 撮影の記 -標高3000メートル、激闘の873日-」を観に行きました。
丸井のおしゃれなビルに吸い込まれてゆく中・高年層。これは全員この映画を観に来た人々。たぶん本編を観て感動した方たちなんでしょう。
チケット予約した時、前から2つ目の島の前から2列目E列の丁度真ん中20の席を予約しようとチャカチャカやっていたのですが、モタモタしてるうちに「予約できません」になり、誰かにE-20を取られてしまいました。私は泣く泣く隣のE-19の席を取りました。
劇場に入ってから、隣りはどんな人かな?と手ぐすね引いて待っていましたが、なかなかE-20は現れません。
予告が始まってから、彼はやってきました。眼鏡をかけた神経質そうな人です。が、なんと私の隣りがイヤだったのか、ゆっくり観たかったのか、彼は空席の隣りの席へ移ったのです!私が欲しくても取れなかったE-20を彼は捨てたんです!

映画はまだ暗い朝の4時。劔岳頂上に向かって行軍する撮影隊の描写から始まる。
新田次郎原作「劔岳 点の記」の裸の文庫本。ここから木村監督の映画作りがスタートする。
木村監督のこの映画への思い。「自分が撮りたい映画(の話)はこない。じゃあ自分で撮るしかないと。その時この本が頭にあった。明治の測量隊がしてきた事が、映画で俺がやってきたことと重なるんじゃないかと。」
劔岳の山小屋の人々。「撮影なんて危険すぎる。猛反発しました。」
監督は、まずスタッフ4人と劔岳の風景を撮り、編集し、「お金集め」に走る。
その繋いだ山の映像の美しさに、人々が心動かされた。「あの木村さんだから」と、スタッフも続々集結。初めての顔合わせ。そこで監督は全員の前で言う。
「これは撮影ではありません。苦行です。そう思ってくれれば、耐えられるでしょう。」
全員に緊張が走る。

コーラスのコンサートでした

風邪をこじらせないように、マスク・のど飴・みかん・生姜・なるべく動かない・しゃべらない等々の作戦をこうじてきて、見事全快!それもこれも本日の「コーラスのコンサート」つまり「発表会」のためでした。まさに映画「歓喜の歌」の世界。揃いの黒いロングスカートとピンクのブラウスといういでたち。上は80代から下は30代までの女性合唱団。なんと今年で35周年です。
毎週毎週練習してきた曲が、少しずつ上手になる喜び、新しい仲間ができる嬉しさ、人生の先輩から教わる年をとることの楽しさ。
これは、1人で歌ってきたのとは違う醍醐味ですね。みんなと作り上げる楽しさってあります。
スポーツでもダンスでもそうかもしれないけれど、一生懸命やる。それを精一杯やりきった成果を人々に見せる、聴かせる、緊張感。それもたまらない。う〜ん、やみつきになりそう。
俳優さんがよく「舞台は大変だけど、くせになるよ」なんて言う気持ちがわかりました。

今回この「コーラスのコンサート」で知ったのは、その準備の大変さ。

実行委員の方たちは、プログラム作り、受け付けの準備、舞台に写るモーツァルトのスライド、最後の打上げの段取り、先生方へのお礼、そして休憩時間に飲むお茶と飴まで(!)心くばりをしてくださいました。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました(私は、唄うだけで精一杯でしたが)。

また、新しい曲と出逢うのが楽しみです。

「劔岳 点の記」の撮影現場が映画に

日曜日から喉が痛くなったので、「すわ!風邪か?!」とおののいた私は、その直後から「風邪撲滅大作戦」に取りかかりました。

寝る時もマスクをして首の周りをあっためて寝ました。これが良かったみたいで昨日は熱も下がって、咳の症状だけが残りました。
今日は一日職場ではマスク。首にスカーフをぐるぐる巻いていました。会話もなるべく控えました。
おぉ!効果テキメン。夕飯ごろには、自分から「風邪菌」がすっかり消えたのが実感できました。(しかし悲しいかな、体重が1,5キロ増えてましたが)
私は、本当に風邪に強い。それだけが自慢です。
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今年話題だった映画といえば、「劔岳 点の記」。
「八甲田山」や「鉄道員」など、数々の名作に携わった名カメラマン・木村大作が、新田次郎の同名小説を長年温めて、ついに映画化。明治時代の測量隊と同じように、剣岳に挑む木村監督・スタッフ・俳優たち。今時信じられないCG・空撮なしの愚直で誠実な映画作りは観る人々にも伝わり、6月に公開された映画は230万人余りを動員した。

そして、11/24の朝日新聞夕刊にうれしい記事が載っていた。
劔岳撮影隊の苦闘を撮影 映像作家・大澤さん「点の記」監督にほれ込み
それは、木村大作監督にほれこんだフリーの映像作家が描いたもう一つの「点の記」。
「劔岳 撮影の記 -標高3000メートル、激闘の873日-」
こんな映画を待っていた!あの「劔岳 点の記」の現場が、いかに過酷だったか。監督や俳優たちの言葉から、想像はできたけれども、そのディティールをもっと知りたい、と。浅野忠信が「怖くなった。やりたくない。」と躊躇し、香川照之が「僕の中でこれはもう映画ではない。登山です」と言わしめた「劔岳 点の記」の現場。それが、明らかになる。

きっかけは大澤嘉工(よしのり)さんが2006年6月ごろテレビ番組の制作で木村監督を取材したことだった。「本当のことしか言わない」愚直な生き方。映画作りへのこだわり。豊富な経験談。「日本映画界の『絶滅危惧種』のような人。その生き方をもっと見たいと思った」。

「劔岳をやりたいんだよなあ」とつぶやく木村監督に、「追いかけさせて下さい」と頼み込んだ。構想どころか「夢」の段階なのに、冬山の装備を買いそろえて待った。

この映画で、木村監督はとにかくどなっているらしい。そんな監督の素顔も楽しみな映画。

「劔岳 撮影の記 -標高3000メートル、激闘の873日-」は、新宿バルト9・シネマサンシャイン池袋・練馬のT・ジョイ大泉などで。

詳しくはhttp://www.tsurugidake.jp/contents01.html

新宿バルト9とシネマサンシャイン池袋は12/4まで。T・ジョイ大泉は11/28より上映。

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〈お知らせ〉ココログの管理ページより〜本日11/25から、ブログ・トップページは記事をたたんで表示することになりました。全文を読みたい方は「続きを読む」をクリックしてください。管理画面から全文表示にも戻せるのですが、コンパクトなのもいかな、と思いました。「読みにくい」「この方がいい」など、御意見御感想をお寄せください。

「パリ・オペラ座のすべて」はウットリ

10月末の「ザッハトルテ」みたいな濃いスケジュールをこなした私は、御褒美に映画を2本観ました。(ちなみに、私は「観る」をよく使いますが、「見る」でいいんだよ、と文筆のプロから最近教わりました。その方は「共同通信」の基準を使っているとか。でも私は「観る」が好き)
1本は「母なる証明」。そしてもう1本は「パリ・オペラ座のすべて」。

(Bunkamura ル・シネマにて)
Photo もともとバレエ漫画が大好きで、今は山岸涼子の「テレプシコーラ」にはまっています。
バレエ映画(「リトル・ダンサー」)、ミュージカル映画も大好きなのですが、伝統あるパリ・オペラ座のバレエ・ダンサーたちが、日々どんな稽古をしているのか、舞台衣裳は、舞台装置は、どんな人たちが仕切っているのか、この映画はクラシックバレエの秘密が全部詰まっていそうで、興味は尽きません。

監督はフレデリック・ワイズマン。ドキュメンタリー作家の彼は、1995年に「BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界」を描いている、バレエへ愛があふれた方。
今回の映画はパリ・オペラ座の全面協力を得て、2007年から2008年にかけて84日間、密着撮影を成功させました。

映画は、まるで自分がパリ・オペラ座を案内されて自由に色んな部屋を見て回ったような錯覚を覚える。例えば「くるみわり人形」の稽古をしているダンサーと振付家。非常に高い技術を持つダンサーが、(我々にはうかがい知れない)感情表現の微妙なところを、振付家に「こうやるんだよ」と教わりながら、何度も踊る姿。どの場面でも、振付家(けっこうなおじさんだったりする)が自ら踊って、指導しているのに驚いた。ダンサーも、すんなりそれをできたり、何度やってもできなかったりしながら稽古をし、舞台の本番では見事なダンスを見せる。
バーレッスンの様子。指導しているのは、元エトワールのノエラ・ポントワ。
会議をしている。来年秋の「バランシン/ロビンズ」プログラムの宣伝計画について。
「ロミオとジュリエット」公演後のレセプション。ちゃんとしたディナー。
会議やレセプションなど、いつも中心にいるのは、芸術監督のブリジット・ルフェーブル。
大事なところには、必ず彼女が立ち会っている。まるで「パリ・オペラ座のお母さん」だ。

映画の終盤で、彼女がモーリス・ベジャールの葬儀に参列した様子を誰かと電話で話しているシーンがある。同士を失った、彼女の悲しみが伝わってくる。

この映画は、ダンスシーンが素晴らしいのは勿論だけど、舞台衣裳作りの様子、舞台装置の仕組み、食堂、お掃除する人まで、題名の通りパリ・オペラ座のすべてを見せてくれる。
160分たっぷり!
バレエをいかにもやっていそうな、髪型・姿勢の少女がお母さんと見に来ていたのが印象的だった。
来年の3月にパリ・オペラ座バレエ団公演(東京文化会館)があるのだが、誰か一緒に行ってほしい!ジゼルを観たい!

「母なる証明」はズシンとくる

「マイマイ新子と千年の魔法」は、少年少女必見の映画でありました。
ところで、初日の後はお食事会。鶏の手羽先唐揚げが美味しい「しょう助」です。約20名ほどで、ワイワイやったわけですが、またも私の「小さな小人」が大活躍し、テンションが高くなるわ、いらんことを言うわで大変でした。翌日猛省猛省、もうせ〜へんと誓いましたが。
そのお店の焼酎のラベルが美しかったので、写メしました。いいでしょう!?

キンミヤ焼酎。宮崎本店製ですが三重県の焼酎なようです。

Photo 飲み会では、私のブログを読んでくださっている方が何名かいて、

「ベルク、行きましたよ!」なんて、声を掛けてくれました。感涙感涙。

書いててよかった、ブログ。

映画「マイマイ新子と千年の魔法」のおかげで、山口県防府市の国衙(こくが)についても知ることができ、勉強になりました。新子のおじいちゃんが「千年前もこの川は直角に流れとった」と言った意味がやっとわかりました。千年前、そこは都庁のような大事な建物があったのですね。すいません。詳しくは以下のサイトでどうぞ。周防国衙で検索したら出てきましたよ。

http://bunkazai.ysn21.jp/general/summary/genmain.asp?mid=10018&cdrom=

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PTAのイラストも編集担当者に送り、やっと一息つきました。これで渋谷で見た映画について御紹介できます。

1,「母なる証明」ポン・ジュノ監督

Photo 静かなオープニング。広い枯れ野を1人の中年女が歩いてくる。立ち止まった彼女は、身体を揺らし、踊りだした。それは奇妙な踊り。彼女の表情が笑顔でないのも気になる。様々な???で期待は高まってゆく。

韓国テレビドラマ界で長年母役を演じてきて「韓国の母」とも称される女優、キム・ヘジャ。この映画は、ポン・ジュノが「あなたと一緒に映画を撮りたい」と、声を掛けたのがはじまり。ポン・ジュノをそこまで言わせる女優って、どんな人なんだろう!

日本で韓流ブームが熱い頃、ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホンと共に『韓流四天王』と称された、ウォンビン。本作は彼の兵役後初、5年振りの映画出演となる。

この映画は、キム・ヘジャ演じる母とウォンビン演じる一人息子の物語。

漢方薬屋を営みながら、針灸師の仕事も裏でしている母。子鹿のような目を持つ息子には知的障害がある。母は息子が可愛くてしょうがない。その距離の近さはちょっと近親相姦的でもある。そんな息子がある日殺人事件の犯人の疑いをかけられてしまう。疑いを晴らそうと、奔走する母。犯人は誰?

これは、サスペンス映画としても一級品。闇が深い映画だ。キム・ヘジャの強い、愛の濃い母ぶりにも圧倒される。ウォンビンもいい。彼のつぶらな瞳が母を走らせるのか。

面白い、よく出来ている骨太の映画。ズシンと腹にくる。でも、私は仕事がら、この映画はちょっと辛い。この母のような立場の人も知っている。彼等にこの映画はとても酷だろう。

映画館(シネマライズ)では、母世代の方が多いのが印象的だった。

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そうそう、この映画を見終わった後、どうしても「蒸し鶏」が食べたくなって、「龍の髭」で「蒸し鶏のごまみそかけ」とライスのお昼にしました。映画で、母と息子が大量の蒸し鶏を食べる場面があったので!

「マイマイ新子と千年の魔法」は泣けます

新宿ピカデリーにて、「マイマイ新子と千年の魔法」の初日に行ってきました。
高樹のぶ子の自伝的小説をアニメ化したこの作品は、企画から5年の歳月をかけたそうです。上映前の舞台挨拶。声の出演の福田麻由子ちゃん(新子役)、水沢奈子ちゃん(貴伊子役)、そして片渕須直監督が、この作品を愛おしむように紹介しているのが印象的でした。
福田麻由子ちゃんは「まっすぐな二人の関係がいいな。子どもたちは別れてしまうけれど、その別れ方が明るくて前向きなのが印象的。それはたぶんお互いを信頼しているからなんだな、と思いました」と。
水沢奈子ちゃんは「麻由子ちゃんと私も最初はお互いに緊張していたけど、この映画の二人のようにだんだん仲良しになっていきました。その雰囲気も映画で感じてほしい」と。特に「女王の教室」から活躍している麻由子ちゃんは「しっかりしてるな〜。成長したな」と感心しました。
片渕監督は、メモを見ながら訥々とこの映画への思いを披露します。
高樹のぶ子さんのお宅に伺い、映画化のお願いをしたとき、高樹さんから「この小説の大事なところはせつなさだから、それは忘れないでほしい。」と、言葉があったこと、片渕監督はこの映画で「こどもたちの世界」を映画にしたかったことなどを、静かに話してくださいました。11/20(金)の朝日新聞夕刊のインタビュー記事で監督は最後にこうお話していました。「映画のラストで全力疾走する女の子たちを描いたのは、『アルプスの少女ハイジ』のクララが走れるよになった姿が見たい、という僕の長年の思いの表れ。」と。

そう!この映画には「赤毛のアン」や「ハイジ」のエッセンスがたっぷりあって、昭和30年代の懐かしさと「カルピス名作劇場」の懐かしさで、胸がきゅんとなるのです。

舞台は昭和30年代の山口県防府市。
どこまでも続く麦畑を青い海原に見立てる想像力豊かな新子。彼女がおじいちゃんから教わった千年前の人々の情景。麦畑に突然現れる昔の人々。それも違和感なく映画に溶け込んでいる。こどもたちがとにかく元気で生命力に溢れているのに圧倒される。

あぁ、そうだった。私も小学生の頃は、草笛を吹いたり、桑畑の間を走ったり、スカンコ(すいば)をかじったり、トンボを捕まえるのに夢中になったりしたものだ。夏の夜はいつだってカエルの合唱が聞けたっけ。もうすっかり忘れていたんだな。

本当にあの頃はよく走っていたような気がする。

みなさんも「マイマイ新子と千年の魔法」を観て、生命力溢れた自分の子ども時代を思い出して、そして涙してください。

喜んでもらった招き猫

グループ展「月と星とハート展」は、私にとって実りの多いイベントでした。
ちょいと一息ついたので、ギャラリー連の永坂さん、ご一緒させて頂いたイラストレーターの水野さん、お越し頂いた友人・知人、そして今回御紹介頂いたマリィ・プリマヴェラさんへ豪徳寺の招き猫(招福猫児)の2号サイズを感謝をこめてプレゼントしました。
招き猫は、世田谷線宮坂駅下車徒歩7分豪徳寺にて購入できます。達磨のように、だんだん大きいサイズにしても良いかもしれません。マットな質感がなんともいい感じです。
この招き猫、ことのほか皆さんに喜んでいただいているようで、私も嬉しい限り。
太陽の魔女・マリィ・プリマヴェラさんは、ご自身のブログ「マリィ・プリマヴェラの日記」

http://diary.marie-p.net/ 2009,11/18にて書いてくださいました。

可愛いマットな猫ちゃんの写真も載っていますよ。

右手を上げているのは金運を招く、とは知りませんでした。

我が家用にも1個買って鎮座ましましていますが、いつ金運が舞い降りるのでしょう。

さて、運を運ぶキャラクターといえば、「座敷童」。

遠野物語で有名ですが、故郷大迫でも金髪の座敷童や髭ぼうぼうの座敷童目撃説があったと先日母から電話で聞いたばかりです。

そうそう座敷童の宿で有名な緑風荘が火事で燃えたニュースがありましたね。

全国的に取り上げられて大層驚きました。親戚の一家が中学受験祈願に緑風荘に泊まったのが火事の一週間前。そしてなんと三日前に泊まったのがM&Y夫妻です。「Yokai Attack」という著書があるお二人は、日本の妖怪を英文で世界に紹介している妖怪通でもあります。彼等は座敷童に会える部屋「槐(えんじゅ)の間」に2年前から予約していて、我々もその話を楽しみにしていたところでした。

奥様のYさんがグループ展にいらした時、おそるおそるその話題を振ってみました。

彼女は、いつものように明るく緑風荘体験談を話してくださいました。

ご主人のMさんが「おやすみなさ〜い」と、布団を被ったとたん、真っ暗な室内に牡丹雪のような白い光がふあ〜と降ってきたそうです。すごい!すごい!

この部屋に泊まっても座敷童を見られない人もいるそうなので、彼等はたぶん選ばれた人たちなんでしょう。

などと話していたら、ギャラリーの入り口のガラス戸からブワッと風が吹き込んできたのです。これも座敷童でしょうか。彼等の仕業なら歓迎です。

M&Y夫妻の座敷童についての記事は以下のCNNの記事(10/31のハローウィン)にて。

http://www.cnngo.com/explorations/none/ryokufuso-inn-cnngo-visits-ghost-kamemaro-just-hotel-burns-ground-791463

右上のserchにYodaまたはMattと入れてGOをクリックすると、お二人の他の記事も読めるそうです。

http://www.altjapan.com/yokai2/zashiki.mov こちらには動画がありますよ!

こちらは容量が大きいので、ごゆっくり。妖気ただよう緑風荘の臨場感が伝わってきます。

M&Y夫妻は、近々奈良県の三輪山へ行くとのこと。

ここは「太古より神宿る山」(古事記)と言われる由緒ある御神体なそうです。

映画の話はまた今度!

私の中の小さな小人

 今日はPTAの広報の会議が1日ありました。
午前10時から午後4時過ぎまで小部屋を一歩も出ずに、あーでもないこーでもないをずっとやっていると、脳味噌のシワが伸びるんだか縮むんだかしてきて、思考がストップしてきます。
 酸欠!糖分!差し入れのチョコレートや飴が、脳によく効きます。

 今回の広報は昨年とは違って9名の少数部隊。何年も同じ広報誌に携わって勝手がわかっている方が3人もいるし、他にもお仕事で編集をしている方もいるしで、進行が早くて最初は私もついていくのが大変でした。座談会の録音とテープ起こしだけでヘロヘロ。

 でも、イラストの仕事をかってでたことで、段々居場所ができてきました。すると、途端に図々しくなるのが悪い癖。声が大きくなり、冗談がキツくなり、他人との距離がずんと近くなってしまいます。そして失言!こんなふうに、私が場に慣れてハイテンションになると、ロクなことがない。
 パートナー氏は、様々な会合で失敗している私を見ているので、いつもハラハラしています。今日も後半は皆さんと親しくなってきて、我ながらテンションが高くなっていました。家に帰ってからも、ずっとしゃべりっぱなしで、グッタリです。

 こんな時は、たぶん「躁」に近いのかもしれません。自分を客観的に見るともう1人の自分がいるような気がしてきます。そのもう1人の自分はたぶん「小人」で、とても元気でうるさいのです。そして、いつも落ち着かない。そんな感じです。

マイマイ新子と千年の魔法

友人のEちゃんから楽しいメールが届きました。
『アニメーション映画「マイマイ新子と千年の魔法」の初日を観にいきませんか?』
おぉ!初日・・・なんて甘美な響きでしょう。私は映画の初日に行くのが大好きです。
(試写会は除いて)誰よりも早くその映画を味わえる。そう、まるでできたての新酒・新米を味わうような心躍る響きではありませんか!

(「もののけ姫」の初日は「こだま」の手作りぬいぐるみ持参で挑みました。)

映画「マイマイ新子・・」は、小説家・高樹のぶ子さんの自伝的小説を原作としています。
私は高樹のぶ子さんの、(女の人にしては)いさぎよい官能的表現に、何度も打ちのめされてきました。「波光きらめく果て」「サザンスコール」・・・。ご本人の雰囲気も大好きで、憧れの作家の1人です。

でもそんな高樹さんが『日本の「赤毛のアン」を書きたい』と挑んだ新境地「マイマイ新子」。

マガジンハウス発行の原作本も、実は気になっていました。

「マイマイ新子と千年の魔法」は11/21(土)から公開!

今をときめく演技派の子役たちが声を担当しているのも楽しみです。

http://www.mai-mai.jp/original.html

私はこれにどうしても行きたいので、広報誌のイラストもちゃっちゃと仕上げますよ!

去年と変わらず

渋谷で最近観た映画「母なる証明」と「パリ・オペラ座のすべて」について書きたい!と思っているのですが、昨年同様PTAの広報誌(昨年とは違う団体)に携わっていて、火曜日午後は仲間数人と小部屋に閉じこもって細かな字数減らし作業。4時すぎにやっと終了しました。
「このページは字ばっかりだね〜。」の声に、私はつい口走っていたのです。
「イラストは私描きましょうか?」
去年とまったく同じパターンじゃないですか!!
何でしょう?お調子者としか思えません。これ以上自分で自分の首を絞めていいのでしょうか(文字通り自分で自分の首を絞めるのは、とても苦しそうですね!)。自業自得。自分で蒔いた種。
ともかく約束はしてしまいました。(はぁ〜)描きます。描きますともさ。責任もって描かせていただきます!
という訳で映画の話はまた後日!

こたつはまだ

コネタマより「こたつ、もう出した?」のネタをふられました。ので、それについてちゃちゃっと記事を書いてしまいます。

私、根は「こたつ派」ですが、現在はまだこたつは出していません。

東北出身で、でっかい炭こたつ(!)で、高3まで暮らしていました。こたつの甘美なところも恐ろしいところもよ〜くわかっております。甘美なところは、やはり足元からあったまるところ。布団のぬくもり。それに加えて炭こたつは電気こたつとは違って、温かさがパキッと乾燥していなくて、じんわりしっとり温かいのです。そう、お風呂で身体の芯まであったまるみたいな・・・。で、もちろんそのまま眠ってしまいます。勉強なんてできませ〜ん!おまけに炭なので、直火。兄たちは何度もジーパンのすそを焼いています。私は腕時計をしたまま眠ってしまい、金属部分が熱くなっていて、低温火傷してしまいました!

電気こたつもあなどれません。必ず(温かくて気持ちよくて)身動きがとれなくなります。必然的に部屋が汚れます。

そんな私ですが、結婚してから(相棒がアンチこたつ派だったこともあり)「こたつ派」脱却いたしました。(エヘン!)

しばらくはそれでもよかったのですが、数年前家族が病気になり、一時家の中がまっくらになり寒々としてきました。

「なんとか家を温かい場所にしなければ!」と思った私は、ついにこたつ復活を決意しました。

なかなかいいものです、こたつ。心が芯まであたたまって・・・。

でも、確実に部屋は汚くなりました。あ〜あ・・。

それが恐ろしくて、今シーズンはまだこたつは出せないでいます。


ブログネタ: こたつ、もう出した?参加数

「イーディ」方式で本を書きたいと思っている

「テープ起こし」の記事を書いたら、「あれは、大変よね〜!」と経験者の方からいくつかメールを頂きました。週刊誌の対談とか、座談会とか、難しそうですね。
声が小さい人が聞きにくいのはもちろんだけど、声が大きい人なら聞きやすいかと思ったら、早口だったり、何度聴いても「?」な部分があって情けなくなりました。

このブログ(最初の「さるさる日記」で)を始めたきっかけは、前にも書いたとおり、「父の思い出の記」を本にしたいという願いでした。
父を知っている方々を訪ねてそれぞれの思い出を1エピソードずつ集めて、父の人物像を浮かび上がらせる。私は勝手に『「イーディ」式』と呼んでいます。

私は人物伝を読むのが大好きです。たぶん「野次馬根性」が強く、「のぞき見」好きなんでしょう。ライターさんが書いたのも好きだし、作家なり文化人が自分の家族のことを書いているものも大好きです。山下洋輔「ドバラダ門」、山口瞳「血族」、佐藤愛子「血脈」、梁石日「血と骨」(これは小説ですが、父上を主人公にしている)などなど。(「血」という字がついた題名が多い!)

その中で「本の雑誌」で一時よく取り上げていた、「イーディ」を手に取りました。(「イーディ」ジーン・スタイン&ジョージ・プリンプトン著/青山南 他訳/筑摩書房)

「イーディ」は、イーディ・セジウィックという1人のミューズについて書かれた、とてもぶ厚い本です。イーディは、由緒あるお家のお嬢さんでしたが、アンディ・ウォーホルに見いだされ、その独特のメイク・ファッション・奔放さなどから時代の寵児となってゆきます。

美しいブロンドを思い切りショートカットにして、目の周りに黒々としたアイラインと長いつけまつげ。そして細い足を見せつけるタイツ。その姿は小悪魔みたいで、今見ても魅力的でドキドキします。(近年、彼女をモデルにした映画が公開されました)

この本がとても面白いのは、彼女の先祖の事や子ども時代のこと、学生時代と順を追って、「イーディを知る人々の証言」を並べていく点にあります。それらの証言を読んでいくうちに、広大な農地を持つ由緒ある家のお嬢さんが、ニューヨークという都会で華となり、そして堕ちてゆく様が、ぞくぞくするようなリアリティで迫ってきます。

「イーディ」については、松岡正剛氏の「千夜千冊」でも取り上げられています。http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0498.html

証言を重ねて、人物を浮かび上がらせる、このような評伝は、始めてだったので、興奮しました。でも小説でこの方式で書かれたものはあります。有吉佐和子の「悪女について」。

人々がそれぞれ主人公の思い出を語るうちに、(とても複雑な)1人の女が浮かび上がる。

これは、かつてドラマ化もされましたが、かなり面白いです。

そんな「イーディ」方式で、父を知る人々から1エピソードずつお話を聴き、一冊の本にする、ということは実は父が亡くなってすぐ思いついたことなのですが、他人から「話しを聴く」ことは、意外と大変なことだな・・とすぐに気がついて、日々の雑事もあって、なかなか実現せずにいます。

「テープ起こし」だけで、へとへとになっているので、その道程は遠い遠い・・・・・・。

 

テープ起こしは、大変でした

「月と星とハート展」は、本日最終日。
最初はとても不安でしたが、親しい方々に来ていただき、そして新たな出逢いも沢山あり、新鮮でいい経験でした。
「満ちる」は、私にとっても、もっとちゃんと描いてみたいテーマなので、皆さんに「もっと大きな絵を描いてみたら」と言われたのは、とても励みになりました。
今回、御紹介くださった、マリィ・プリマヴェラさん、ありがとうございました!!
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先ほどやっと20分間の「テープ起こし」が無事に終了し、担当者にメールで送ることができました。
(ふ〜)
先月末、録音の方が上手くいったので、すっかり気が楽になっていて(ここだけの話)、すっかり羽を伸ばしていたのです!
「ミキプルーン」みたいな「フルーツケーキ」みたいな、あるいは「新橋ガード下の焼鳥屋の何日も煮込んでいる大鍋の中の煮込み」のような、濃い、とても濃い10月を(しかもインフルエンザのおまけつき!)無事に、しかも1つも手抜きをせずにやり遂げた開放感!
で、私は3日「文化の日」、「自分への御褒美」に渋谷へいそいそと出掛けたのであります。
目的は「手帳」を買うこと、そして映画を観ること。
本当は2本映画を観るつもりでしたが、もう1本の映画が大人気で予約できず、次の日曜日に延期となりました。(映画については、後日報告します)でも、それでよかった。本当に良かった。
朝いちで1本映画を観て、ロフトで手帳を買って、お昼を食べて帰る・・・。
ちょっと自分としては物足りないくらいでしたが、早めに帰って正解でした!

帰ってから、私はやっと「テープ起こし」に取りかかったのです。(この時点で遅すぎる!)
実際始めてみたら、言葉がよく聞こえなかったりして何度も何度も巻き戻して聞き返す。
それが思ったより大変でした。1日目はICレコーダーの操作になれず、3分の1も進みません。意外と細かいところもある私は、「てにおは」や語尾の違いなんかもいちいち修正するものだから、ほんとにノロマでした。

そして、だんだん慣れてきたら昨日やっとメドらしきものがつき、ホッとした私は、無謀にも本日午前は太極拳(先週はお休みだったので)にしっかり行き、五段錦とウンショウを学び、品川へ飛んでギャラリーでお店番に行ったのでした。(だって、ギャラリーに行く日だから)
河童展のMさんがいらして、とても楽しかった!ありがとうございました。cat
早めに辞して、夕飯の準備をして再び「テープ起こし」の続きに取りかかったのですが・・・。実は本日夜の9時が締め切り!
このノンビリ加減。なんでしょう?東北だから?実家の血統?いやいや本人の質(タチ)ですね。
本当に困ったものです。結局30分遅れで原稿が完成!しかししかし慣れないword。なかなかメールに添付できず、泣きました・・。weep
「テープ起こし」、なかなか、大変なお仕事だと、再認識いたしました!担当のIさん、すみませんでした。

品川へようこそ

昨日は、PTA関係の会合で、初めて座談会の録音を体験しました。
ICレコーダーがなかなか使いこなせず、前の夜遅くまで色々ためしてみましたが、保険のためにカセットテープレコーダーも併用することにしました。
学校の先生の座談会を、最前列で我々広報委員(昨年とは、また違う団体です)が、順番に20分ずつ録音。そしてテープ起こしをしたものを、代表が集めて、皆で話し合って編集し、それを広報誌に載せる。
昨年とは違い、することが明確ですが、録音〜テープ起こしの流れが初体験だけに、不安でいっぱいでした。(1度、知り合いにインタビューを試みて、録音に失敗したという、痛い過去があるのです)
でも、仕事でこの種の事をやって慣れている方がいて、とても心強い!
そして、そのノーハウを盗む・・・。
「ふふふ。また一歩野望に近づいた。」(あれ?何の漫画のセリフだったかな?)

大緊張キンチョウ蚊取り線香の座談会でしたが、無事に終了。ほっ〜。
先生方から、本音の人間らしいお話をいっぱい伺えて、大収穫大豊作でした!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日は、お昼から品川の「ぎゃらりー連」へ「月と星とハート展」へ行きました。
そんな訳で、マリィさんらの占いに伺えず、とても残念でした。占いがあった30日・31日のぎゃらりー連は女性でいっぱいだったそうです!!

でも、私の知り合いも次々と顔を出してくれて感激!
漫研の仲間で太極拳が得意なMちゃん、「大迫人会」の関係者や「河童展」の仲間、そして福祉の仕事関係の方など・・・。
私も迷いましたがギャラリーまでの道は、ちとわかりずらかったようで、申し訳ありませんでした。遠いところ、ありがとうございました。
大迫の方々とは琥珀の話で盛り上がり(岩手の北の沿岸・久慈市は「久慈琥珀」で有名)、「河童展」の仲間とは、「座敷童」の話や「口裂け女」の話で盛り上がりました!

みなさんから、沢山お菓子を頂きました。
特に手作りケーキまで作ってきて下さったUさん、ありがとうございます!!!

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