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肌着・えもんかけ・ちゅーちゅーたこかいな

 伊藤理佐 作「あさって朝子さん」は雑誌「Hanako」に連載されていました。
 この枠では高野文子「るきさん」,吉田秋生「ハナコ日記」など、名作がありますが、
「あさって朝子さん」も、面白いし、上手い!
(できれば、全ページカラーでお願いしたかったです!マガジンハウス様)

 アパレル・メーカーの「プレス」という羨ましいくらい「華」のある職場にお勤めの主人公。でも「12時に寝られるとうれしい」激務です。朝子さんは、お酒も好きで、けっこう酔っぱらう。失敗もしょちゅうやらかすし、仕事の合間や残業中に同僚や先輩らとのオシャベリが息抜きのようです。

 その会社には橋本さんという「わが社の黒木瞳」と称される、憧れの先輩がいます。(たぶん私と同世代でしょう)
 橋本さんは髪をキチッとまとめていて、お化粧もいい感じ。ほっぺたにエクボ。ウエストもキュっとくびれていてカッコイイのです。
 そんな橋本さんは「言葉使いが渋い」と、噂されます。
 「ハンガー」を「えもんかけ」、「下着」を「肌着」。数えるときに「ちゅーちゅーたこかいな」と言ったりします。それが若い世代には新鮮に映るのか、「橋本さん、ステキ〜」となるらしいのです。
 でも、それはたぶん橋本さんがオシャレに気を抜かなくて(たぶん独身)、体型もスリムで、仕事ができるから「ステキ〜」なんでしょう。

 私も一応「ハンガー」を「えもんかけ」って言ったり、「ラーメン」は「支那そば」だったのよと家族に伝えたりもしますが、「ふ〜ん」とは言われても「カッコイイ」とは当然なりません。

 (ふ〜)

 ところで、最近の言葉でどんどん中身がなくなって嫌いなのは
 「マニュフェスト」 (公約と、どう違うのか?)
 「癒し」 (「安らぎ」や「なぐさめ」って言葉もあるのに)
 「カリスマ」 (「美容師」がついてから、おかしなことに)
 「セレブ」 (叶姉妹をこう称してから、変なことに)
 「生き様」 (嫌いな人多いです)・・・。
 知ってますか?赤ちゃんの「よだれかけ」を「スタイ」って、育児雑誌ではけっこう前から表記されているのを。

 わざわざ言い換えるのはいかがなものか?
 (この「いかがなものか」も細川首相の時、ちと流行りましたね)

 向田さんや橋本さんの真似をして「昔の言葉」を、わざと使ってみるのはいいかもしれません。

 では、「ごきげんよう」

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